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いつか深い穴に落ちるまで 角川文庫
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いつか深い穴に落ちるまで 角川文庫

山野辺太郎(著者)

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いつか深い穴に落ちるまで 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/12/24
JAN 9784041151464

いつか深い穴に落ちるまで

¥385

商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2026/01/31

いやあ面白かった。ぶっ飛んだ物語のゴール設定と、それ以外は平凡で淡々とした語り口調とのコントラストで、脳が溶けそうになった。会社、国、親子関係、そして命。様々な普遍のテーマに代入できる物語で、ワクワクしながら、そして肝を冷やしながら読み進めた。最後は水泳の飛び込み、人間魚雷という...

いやあ面白かった。ぶっ飛んだ物語のゴール設定と、それ以外は平凡で淡々とした語り口調とのコントラストで、脳が溶けそうになった。会社、国、親子関係、そして命。様々な普遍のテーマに代入できる物語で、ワクワクしながら、そして肝を冷やしながら読み進めた。最後は水泳の飛び込み、人間魚雷というこれまでに出てきたエピソードが合流していく。正しいとか合理性とかそういうものではなく、始まったからには止まることができずに流れていく、そんな恐ろしさと高揚感を感じた。

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2026/01/25

戦争での被害を避けられなかった、個が無視される組織的な動き方、、突拍子もないプロジェクトだけがどんどん膨れ上がって、1人の個人が何も制御できなくなっていく。どことなく『タタール人の砂漠』で感じた虚無感を思い出す。最後の場面での鈴木の心情がどのようなものだったのかを想像するのは難し...

戦争での被害を避けられなかった、個が無視される組織的な動き方、、突拍子もないプロジェクトだけがどんどん膨れ上がって、1人の個人が何も制御できなくなっていく。どことなく『タタール人の砂漠』で感じた虚無感を思い出す。最後の場面での鈴木の心情がどのようなものだったのかを想像するのは難しい。虚無というのが耐えられないものであるのは、たしかにそうなのかもしれないなと思わされる。 「島村君のやったことは間違っていた。だが、島村君が間違っていた、とは言いたくない。命令が下ったんだ」 「けっきょく、ストは回避となりました。みんな、怖じ気づいたんですよ。働いても働かなくても同じだけ賃金がもらえるんだったら、我々の労働ってのはいったいなんだ?無意味だってことになりはしないか、と。そんなこと、ストに突入してからいくらだって考える時間はあったはずなんです。でも、その虚無に正対することに耐えられなかった」

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2026/01/19

不思議なお話。これは、戦争の話なのだろうか、それとも国家の陰謀の話?それとも、一人の男の淡い恋物語?どれも当てはまるだろう。 戦争のエピソード、『俺は、間違いだったかどうかと訊いてるんだ』…あの時、あの、特攻に行かなければならなかった人々。もう二度とその様なことが起きてはならない...

不思議なお話。これは、戦争の話なのだろうか、それとも国家の陰謀の話?それとも、一人の男の淡い恋物語?どれも当てはまるだろう。 戦争のエピソード、『俺は、間違いだったかどうかと訊いてるんだ』…あの時、あの、特攻に行かなければならなかった人々。もう二度とその様なことが起きてはならないとおもった。

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