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未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記/シナリオ 被爆太郎伝説 伊藤明彦の仕事1
定価 ¥2,420
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 編集室水平線/JRC |
| 発売年月日 | 2024/12/10 |
| JAN | 9784909291073 |
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未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記/シナリオ 被爆太郎伝説
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未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記/シナリオ 被爆太郎伝説
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
1000人の被爆者の被爆体験を録音し後世に残した著者の原体験ともいうべき一人の被爆者との出会いを描いた「未来への遺言」と、それをもとにした映画用シナリオをあわせた一冊。数年前にラジオ番組で紹介された一冊で読みたいと思っていたが、ずっと品切れ状態。このたび再刊行されたタイミングで読...
1000人の被爆者の被爆体験を録音し後世に残した著者の原体験ともいうべき一人の被爆者との出会いを描いた「未来への遺言」と、それをもとにした映画用シナリオをあわせた一冊。数年前にラジオ番組で紹介された一冊で読みたいと思っていたが、ずっと品切れ状態。このたび再刊行されたタイミングで読むことができた。被爆者の体験を残す過程で、著者は、原子爆弾が街を焼き尽くし人を滅しようとするのであれば、被爆者が生きること、生きようとすることこそが原子爆弾の否定になるのだ、という。その意味ある生というものの重さを否応なしに突き付けられる内容だったし、経験を民話のように語り継ぐということもまたその意味ある生に加わることなのかもしれない、と考えたりもした。
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shinjifさんの感想・レビュー『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記 (岩波現代文庫 社会 246)』 #ブクログ https://booklog.jp/users/shinjif/archives/1/4006032463 上記の感想を書いた時、伊藤明彦氏の著作は絶版らし...
shinjifさんの感想・レビュー『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記 (岩波現代文庫 社会 246)』 #ブクログ https://booklog.jp/users/shinjif/archives/1/4006032463 上記の感想を書いた時、伊藤明彦氏の著作は絶版らしく、古書も価格は高騰していて、図書館で借りて読んだが、今回伊藤明彦さんの著作を順に再出版するというその第一集。 伊藤明彦氏は長崎の放送局に勤めていた時に被爆者の声を収録するという企画を立ち上げたか、その直後に転勤となってしまい、最終的に退職して、数名の有志と自費で被爆者の証言をテープに録音し、将来的には国家的な機関に保存をしてもらうという活動を始める。 この活動の初期に伊藤さんが出会った被爆者、吉野啓二さん(仮名)に出会う。背が小さく、顔色も良くなく、見るからに病弱で、伊藤さんと出会った時には生活保護を受けていた。 その一方でひどい吃音をものともせず語る彼の被曝体験と、その後の原爆症との戦い、その彼を親身に看病して、彼女自身も被爆したことによるものと思われる病気で亡くなってしまう姉の話は、伊藤氏に強烈な印象を残し、いつか伊藤氏が1000名を超える被爆者の声を集める活動の中の象徴的なものとなる。 しかし一方で伊藤氏には吉野啓二さんの話を公表する事には一抹の不安を抱いていた。 「啓二さんの話は真実なのだろうか?」という疑いだった…。 その吉野氏が別のところで自らの被曝体験を語っている事を知り、伊藤氏の疑いは真実となって迫り始める。 この本に収録されている後半の「シナリオ 被爆太郎伝説」は自分と吉野氏の話との出会いとその後の経緯をもとに映画制作を意図して作成したシナリオ案。
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どなたかがラジオで絶賛していたのだけど、地味な表紙が勿体無いくらい面白かった。 被爆者の体験記かと思いきや、突然話の様子がおかしくなり、すごい方向に転がっていく、、 ノンフィクションの信憑性とどう対峙するか、について考えさせられる内容。 また、被爆者の声を集めるために生活苦になり...
どなたかがラジオで絶賛していたのだけど、地味な表紙が勿体無いくらい面白かった。 被爆者の体験記かと思いきや、突然話の様子がおかしくなり、すごい方向に転がっていく、、 ノンフィクションの信憑性とどう対峙するか、について考えさせられる内容。 また、被爆者の声を集めるために生活苦になりながらも人生を捧げる著者の話もサイドストーリーとしてあり、飽きずに読めた。
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