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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2024/11/27 |
| JAN | 9784309039312 |
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紀野恵さんの歌集ですね。 紀野恵さん(1965年、徳島県生まれ) 歌人、作家。「未来」「七曜」所属。 岡井隆、柏原千恵子さんに師事。 ちょっと変わった歌集になっています。 まず、ハク・ラクテンという平成三十一年四月十日生まれの白猫が登場します(どうやら二匹らしい)。 そして、短...
紀野恵さんの歌集ですね。 紀野恵さん(1965年、徳島県生まれ) 歌人、作家。「未来」「七曜」所属。 岡井隆、柏原千恵子さんに師事。 ちょっと変わった歌集になっています。 まず、ハク・ラクテンという平成三十一年四月十日生まれの白猫が登場します(どうやら二匹らしい)。 そして、短歌の前に白居易(白楽天)の漢詩が紹介されています。 歌人の水原紫苑さんと共に「新古典派」と言われているようですね。 姓はハク字はラクテン はつなつに白猫来たるその白仔猫 ぼくはハク 猫だってたいへん点点と 詩の原稿に足あと付ける ふはふはの雲と白猫抱きながら ゆめをみてゐるんだね詩人は 秋の暮れ言ひたきことを言ひしのみ 風限りなく黄金(きん)の葉散らす 君なくて人との距離を測るのが 癖となりゆく暮れてゆく春 白猫の白と月夜の蕎麦の花 どちらがずつと雪に近いか 人のかげちいさき猫の影並ぶこよひ この世の月を賞むべし 琴だけが慰めなんてまろまろと 膝の上にはしろねこが居る しろねこがそろり踏み出すぽつてりと あかい花びら散ったるうへを 秋だからかんがへ過ぎのらくてんに さういふときのしろねこ来たよ しんと澄みて高みにあればそよろそろ 吹く風知らに輝(て)りたまふらむ 水仙の素枯れて紙のようなるが 花のかたちを保ちつつ揺る 恨(おもひ)とは 別(べち)の一生(ひとよ)を吹く風に 私が吊るす朝の風鈴 うす紅のやうやう浮かび初めたるに 菊の終わりは見つむべからず 若き日を懐かしむのが作法ゆゑ 言うてみただけふふふみづうみ 音楽は詩を誘ひ詩は水を問ひ 水は詩を捉へ声は去りゆく 硝子瓶に光を溜めるその年の あをいヒヤシンス咲かせるために らくてんはぼくとおんなじ嗅いでゐる みかんの花のかぜのにほひを この歌集は、なんて素敵なんでしょう♪ とにかく、猫が主役の歌集と言うのは初めてです。 猫を主題にした歌集は、小島ゆかりさんの歌集にありますが、それに負けず劣らずワクワクする歌集でした。 白楽天の漢詩は読んだことがありませんが、紀野恵さんの訳(かな?)が馴染みやすく、全体にユーモアがあふれているので、愉しくて仕方がない歌集ですね(=^ェ^=)
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