音楽隊に「敬礼っ!!」 元隊長が語る自衛隊音楽隊の真骨頂

樋口孝博(著者)

• 販売会社／発売会社: 音楽之友社
• 発売年月日: 2024/11/26
• JAN: 9784276200258

商品レビュー

2025/09/08

自衛隊音楽隊の防災コンサートに参加しようとしていた日に台風到来。結局、安全の確保を優先して会場には行かなかったが、機会があれば実際に彼らの音楽を聴いてみたい。
文章は簡潔で実務的なのが自衛隊らいし気がした。

2025/05/27

元陸上自衛隊音楽隊隊長によるリクルート本。
音楽関係の出版社だから、そっち方面の読者意識してるんだろうと思う。

素人の文章だが、自衛隊ものは、裏事情と言い、エピソードと言い、大概面白い。変に込めてる本でなければ。これは面白い。
音楽やっててその道で生きていこうって、なかなか難しいんだね。オケとかで演奏で生きていける人ってほんの僅か。その中で自衛隊音楽隊は、少し横なのかもしれないが、音楽を追求するというより、音楽で追求するという感じでとてもいいと思うのだ。

音楽として最高の楽団ではないのかもしれないが、気力体力機動力が揃った最強の楽団。聴きに行くと元気になるもんなあ。俺も、好き。

だがこうした本でちょっと気になるのは、褒めるのはいい、いい思い出に浸るのもいいが、やはり自衛官としての「しんどさ」を持って描いて欲しいというところかな。
大型金管楽器ならともかく、トランペットしか持ったことのない文系人間が、いきなり軍の訓練に放り込まれるわけだから、想像以上に大変なことってあるんちゃうんかな。

あと、筆者がなぜ、中学教員から自衛官となったかも知りたかった。

2024/12/27

ベールに包まれた音楽隊
自衛隊音楽隊の素顔：
音楽隊員への道
隊員の階級と幹部になる覚悟
音楽隊は家族なり
楽器と音楽隊
匠の技
音楽隊員たちの日常：
三つの試練
駐屯地で暮らす隊員の生活
自衛隊自動車教習所
号令調整とほふく前進
国家的なセレモニーやイベントで：
各国元首のお出迎え
音楽が式典に華を添える
迎賓館における特別儀仗
一般の方々とのふれあい：
・日本ダービーのファンファーレ
慰霊の演奏―記憶を風化させないために
観閲式における陸・海・空合同音楽隊
音楽隊にまつわる逸話：
音楽隊員の語学力　　
コバケンとウルトラセブンに見送られ

1. 音楽隊の役割と重要性
- 自衛隊音楽隊は、国家的なセレモニーやイベントで重要な役割を果たしている。
- 音楽隊の演奏は、式典に華を添え、国民の士気を高める。

2. 音楽隊員の生活と訓練
- 音楽隊員は厳しい訓練を受け、体力や技術を鍛える。
- 階級制度が存在し、隊員は幹部になるための道を歩む。
- 音楽隊の業務には、演奏だけでなく、デスクワークや訓練も含まれる。

3. 音楽隊の活動内容
- 自衛隊音楽隊は、国内外でのコンサートや慰問演奏を行う。
- 過去の活動には、FIFAワールドカップや国民祭典、即位のパレードが含まれる。
- 音楽隊は、地域住民との交流や学校での楽器指導も行っている。

4. 音楽隊の服装と演奏スタイル
- 音楽隊員は、任務に応じた多様な制服を着用する。
- 演奏は、厳しい規律のもとで行われ、視覚的な美しさも重視されている。

5. 音楽隊の社会的影響
- 音楽隊は、戦争の悲しみを癒す役割も担い、慰問演奏を通じて社会に貢献している。
- 地域社会とのつながりを強め、国民の文化的なアイデンティティを支える。

6. 国際交流と文化の発信
- 音楽隊は、国際的な音楽交流を通じて、日本の文化を世界に発信している。
- 海外の軍楽隊との連携や共同演奏が行われ、グローバルな視点が育まれている。

7. 音楽隊員の個人的な体験
- 各隊員が経験するエピソードや感情が描かれており、音楽隊の一員としての誇りや使命感が強調されている。
- 特に、演奏中のハプニングや観客とのふれあいの中での感動的な出来事が紹介されている。

8. 結論
- 自衛隊音楽隊は、演奏を通じて国民に感動を与え、国家のシンボルとしての役割を果たしている。
- 音楽を通じた結束やコミュニケーションが、より良い社会を築くために重要であることが示されている