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蔦屋重三郎の時代 狂歌・戯作・浮世絵の12人 角川ソフィア文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2024/11/25 |
| JAN | 9784044008062 |
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蔦屋重三郎の時代
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副題に狂歌・戯作・浮世絵の12人とあるが、この12人をなぜとりあげたかの「ふぐ汁」のエピソードがおもしろい。「蔦重がいた時代に、この人物は何をしていたのか」という視点から蔦重とのかかわりが具体的に分かるような出来事や作品を、絵、原文訳文も示しながら紹介。 <「ふぐ汁」のエピソー...
副題に狂歌・戯作・浮世絵の12人とあるが、この12人をなぜとりあげたかの「ふぐ汁」のエピソードがおもしろい。「蔦重がいた時代に、この人物は何をしていたのか」という視点から蔦重とのかかわりが具体的に分かるような出来事や作品を、絵、原文訳文も示しながら紹介。 <「ふぐ汁」のエピソード・・恋川春町著「としの市の記」(遊戯三昧所収)やその表紙の大田南畝の書き付けから推測されるもの> 天明2年(1782)12月17日、浅草・歳の市の日の夜のこと。雨の中、恋川春町は上野池之端にある版元の須原屋伊八を訪れた。太田南畝と朱楽菅江もやってきた。そこで「ここで落ち合ったのも何かの縁、いつか蔦重と約束したふぐ汁の日はまさに今夜、さあ行こう」と新吉原の蔦重の店に向かった。そこには北尾重政と弟子の北尾政演、北尾政美など5人の客がきており、そのあと菅江、政美、政演、春町らは妓楼の大文字屋に遊んだ。 天明2年1782当時、蔦重の店は新吉原の大門口にあり、人々が遊んだ大文字屋は新吉原の京町1丁目の妓楼。大文字屋の主人も狂名を加保茶元成といい「万歳狂歌集」にも狂歌が掲載される人物。この夜の宴席は、その年の蔦重版の出版物に関わった人々への慰労と謝儀のために蔦重が用意した宴と推測される、とある。 この「としの市の記」に名前の出てくる大田南畝など5人と、馬琴や北斎なども加えて12人を紹介する。 <とりあげた人物> 年齢は天明2年(1782)のもの 版元 ・蔦屋重三郎 32歳(1750-1797) 狂歌人 ・大田南畝(四方赤良)33歳(1749-1823) 1781から交流開始 ・赤楽菅江 44歳(1738-1798) ・石川雅望(宿屋飯盛)29歳(1753-1830) 戯作者 ・恋川春町 (酒上不埒)38歳(1744-1789) ・明誠堂喜三二 47歳(1735-1813) 1776から交流開始 ・山東京伝(北尾政演) 22歳(1761-1816) 1776から交流開始 ・曲亭馬琴 15歳(1767-1848) 1791蔦屋の番頭見習いに。 ・十返舎一九 17歳(1765-1831) 曲亭馬琴によれば、寛政6年1794の秋ごろ、蔦重のもとに居候している。錦絵に用る奉書紙にドウサをひく務めをしている(馬琴著「近世物之本江戸作者部類」) 浮世絵師 ・北尾重政 43歳(1739-1820) 1774重政画の「一目千本」刊行 ・葛飾北斎(勝川春朗)22歳(1760-1849) 1792京伝の黄表紙の挿絵を描く ・喜多川歌麿 29歳(1753-1806) 1780から蔦屋に居候 おまけとして ※東洲斎写楽も記述。 また執筆には鈴木俊幸氏の「新版 蔦屋重三郎」「蔦重出版書目」を参考にしたとあった。そうか、鈴木氏は蔦重の出版したものを一覧にしていたのか。検索すると 「蔦重出版書目」(日本書誌学体系77)青裳堂書店1998.12 国会図書館でなんと今デジタル化の作業中らしい。 佐藤至子(ゆきこ):1972生。東京大学大学院人文社会学系研究科教授。文学博士。「江戸の絵入小説 合巻の世界」ぺりかん社、「山東京伝 滑稽洒落第一の作者」ミネルヴァ書房、「江戸の出版統制 弾圧に翻弄された戯作者たち」吉川弘文館、「幕末の合巻 江戸文學の終焉と転生」岩波書店など 2024.11.25初版 図書館
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