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ドヴォルザークに染まるころ
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ドヴォルザークに染まるころ

町田そのこ(著者)

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ドヴォルザークに染まるころ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2024/11/20
JAN 9784334104511

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商品レビュー

3.8

77件のお客様レビュー

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2025/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

町田その子の作品最新作。今まで読んだ中でやっぱり心情描写のリアルさというか、生々しい心のグラデーションの描き方は秀逸だった。ドヴォルザークってなんだと思ったら遠き山に日は落ちての原曲だった。夕日が沈む頃に鳴る学校のチャイム、それまでに生まれる各登場人物の視点と心の動きは相変わらずリアルで。ただいつもよりなんとなく締めがTHE締め、というか登場人物が名言はいて、小説全体のメッセージがそれにまとまってしまう瞬間があまり好きではなかった。少し何か軽くなってそのまま終わってしまったような感覚。でも、ハッピーエンドなのかアンハッピーエンドなのか分からない、ただ温もりだけが残るゼロの地点、小説の終わりが登場人物のゴールではなくスタートを感じさせるような終わり方は大好き。

Posted by ブクログ

2025/02/11

田舎の小学校が舞台で、女性たちの抱える様々な問題をや葛藤を描いた物語。 自分勝手でこちらを蔑ろにする夫、恋人、凝り固まった考えを押し付けてくる義父母など、母や女性という役割へのしがらみや憤りが描かれていて、それが伝わってきた。 鬱屈や葛藤を抱えたり、投げ出したくなったり、そん...

田舎の小学校が舞台で、女性たちの抱える様々な問題をや葛藤を描いた物語。 自分勝手でこちらを蔑ろにする夫、恋人、凝り固まった考えを押し付けてくる義父母など、母や女性という役割へのしがらみや憤りが描かれていて、それが伝わってきた。 鬱屈や葛藤を抱えたり、投げ出したくなったり、そんな中でもちょっと前を向けたり、感情が巧みに描かれていてよかった。 ☆3.7

Posted by ブクログ

2025/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第1話 ドヴォルザークの檻より 群先生と画家の男の過去に囚われた類 三好の発言が気持ちいい。しかし、類の、自分が変わらずとも他人に平凡な日常から救い出してくれと求めたくなる気持ちは、男女問わず共感できるところだろう。いいなぁ 第2話 いつかのあの子 堕胎した過去、千沙 適当で明るい性格と傍から見えていても、当人はこの場を穏便に済ませるには〜と咄嗟にそっちに走ってしまうだけ。自由奔放にみえて、実は他人の顔色を伺った上で演技をしている。難しい。 第3話 クロコンドルの集落で 認知症の義母に打ち明ける管理栄養士の佳代子 これまた義母の発言にスカッとする。管理栄養士だから食いっぱぐれないと書かれているが、殆ど賃金はさえないのが実情である。そこに目をつぶれば、一応は食いっぱぐれないだけ。香水やネイルに気になる辺りが管理栄養士っぽさを出していて笑った。そうゆう人も確かにいるだろう。 夫に同じ人間だと思われていない。子供を持った“ママ“になれば、“ママ“は性交渉なんて非教育的なことはしない、というわからないでもないけど夫の精神がなかなかに幼い。ママは女として終わっていて、パパはなぜ風俗通いなどして男を終わらないのか?いつ終わるのか? 第4話 サンクチュアリの終わりの日 転校する小学6年、麦 第5話 わたしたちの祭り 発達障害の娘を一人で育てる三好

Posted by ブクログ