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ライルズ山荘の殺人 マーダー・ミステリ・ブッククラブ 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/11/11 |
| JAN | 9784488241087 |

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ライルズ山荘の殺人
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
CL 2025.6.2-2025.6.5 シリーズ4作目なのにわたしは初読み。なので、どうしてもはじめは誰がだれやら状態。自分のせいなんだけど。 山火事で山荘に取り残されるクローズドサークル。隠し事をしてる人が多くてやや混乱。ラストの謎ときもなんかスッキリしなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4.5くらい。面白かった。 多視点なところやクローズドサークル具合、因縁などは『そして誰もいなくなった』を彷彿させる。特にそれぞれ山荘に向かう時の場面とか。 トリックやアリバイについてはそんなに。それぞれ皆がどんな嘘をついているか、どんなことを隠しているか暴いていく話だった。 多視点でそれぞれが情報を握っているので、読者としてはそれをどう繋げるか大変だった。情報共有しようにも取捨選択や伝言ゲーム状態になったりするので。 山火事というクローズドサークルの作りも良かった。崖の橋が崩れて~や落石で~はあるあるだと思うが山火事は避難すべきかどう避難すべきかで考えることが多い。 面白い舞台装置だ。 次作の課題図書が北欧ミステリー。読んだことが無いので予習しておきたい。なんでこれ選んだんだろう?
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クリスティ愛好会の読書会、山荘に滞在する 山荘での新メンバー歓迎の読書会、 課題書は『そして誰もいなくなった』 ところが死体は出るし、山火事は起きるしで 読書会どころではない事態に…… 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉に新メンバー四人が加わった。顔合わせを兼ねた読書会の課...
クリスティ愛好会の読書会、山荘に滞在する 山荘での新メンバー歓迎の読書会、 課題書は『そして誰もいなくなった』 ところが死体は出るし、山火事は起きるしで 読書会どころではない事態に…… 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉に新メンバー四人が加わった。顔合わせを兼ねた読書会の課題書は『そして誰もいなくなった』、古風な山荘に泊まりこみで行なうのだ。ところが到着の翌日、支配人が死体で発見される。電話線が切断され外部とは連絡がとれず、山荘の周囲では山火事が。読書会どころではない事態にブッククラブの面々はどう立ち向かう? 好評シリーズ第4弾。 第4弾なことは、あらかじめ分かっていて読んだのだが、まず登場人物に混乱した。読書会の主催者である姉妹はいい。だけど、元々のメンバーと新メンバーが混乱して最初は全然分からなかった。そして、その新メンバーである男性2人が怪しくて、最初から容疑者候補だった。マジで、2人とも怪しくて、最初はどっちがどっちなのか分からなかったぐらいだった。 それから若い人たちに混ざって読書会に参加した老女2人。こっちもあだ名が似ていて、どっちがどっちなのか分からなくて戸惑った。なぜ、似たようなあだ名にしたんだ。これは、私の頭が悪いだけなのかもしれないけど、頼むから似たようなあだ名にしないでくれと切に思う。 山荘の支配人と料理人が殺され、山火事が起こった頃に、なんとなく登場人物が把握できるようになった。良かったって思ったら、新たな人物が出てきた。山で隠遁生活している老人。この老人も怪しい。なんで、こんな山の中に暮らしてるんだ。 しかし、誰が支配人と料理人を殺害したのか分からず、そこだけは知りたいと一生懸命読んだ。そう、一生懸命に。なかなか話が進まない。素人探偵が活躍というか、頑張って推理して事件を解決する話は、これまでに何度も読んできたけど、ここまで何も進展せず、ただ火事の恐怖に怯えているだけの話はなかったと思う。 とにかく、推理があっちこっちに飛んでいるかんじだった。火事によって閉じ込めれてしまった山荘で、外部からの接触は、山で隠遁生活をする老人の家の近くのみ。そんな状況で、誰が何のために2人を殺したのか推理するのは、本当に大変だと思う。だけど、ここまで行ったり来たりして、全然進まないのは始めてな気がする。少し読むのに苦労した。 そして、犯人がわかったのはいいんだけど、なんとなく腑に落ちないというか…動機が少し薄いというか…まぁ、家族をある意味殺されているからその恨みというのは消えないとは思うんだけど、他の家族はそこまでの恨みを持っていない様子だし、きっと本当に兄弟として愛していたんだろうけど、なんとなく「うーん…」ってなってしまった。 これって、私がいきなり第4弾から読み始めたからこんな感想を抱いてしまったのだろうか。最初から読めば、この読書会のメンバーを好きになれるのだろうか。 2025.2.23 読了
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