大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする

潮凪洋介(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社クリエイティブ/集英社
• 発売年月日: 2024/11/05
• JAN: 9784420311052

商品レビュー

2025/06/08

同窓会の仕事をやっていて、学生時代の同期や後輩と久しぶりに会うと、社会人になってから過ごしてきた環境や現在の社会的地位によってコミュニケーションのしかたが難しいことがあるな、と感じていた。
ゆる友活の程よい距離感、諸行無常感、寛容の考え方を知り、気持ちがゆるっとなった。

2025/05/16

大人の「ゆる友活」：新しい友人関係の必要性と概念
本書は、大人になると変化する友人関係や、友だちがいないと感じる現状を踏まえ、「ゆる友活」という新しい友人関係の築き方を提案します。忙しい現代社会において、深いつながりだけでなく、薄く、広く、長く続く「ゆるいつながり」が、孤独感の解消や心の拠り所となる重要性を解説し、無理のない距離感を保つことのメリットを強調します。

日常を変える「ゆる友」づくりの具体的な方法
趣味を見つけて没頭すること、身近な人との雑談を大切にすること、自分の意外性を見せること、会話の工夫、職場の人の誘い方、新しい出会いの場への参加（オンラインコミュニティ、オフ会、行きつけの店）、そして自らコミュニティを作るなど、大人が無理なく「ゆる友」を作るための具体的な方法を多角的に紹介します。

人が離れていく原因を振り返る「会話術」
無意識の癖を自覚し対策を立てること、相手を否定しないこと、会話を楽しむこと、自分の気持ちを言葉にすること、「ゆるい約束」をすること、そして深いコミュニケーションを心がけることなど、人が離れていく原因を回避し、良好な友人関係を築くための「会話術」を解説します。

出会いがない状況を打破する「つながり術」
出会いが少ないと感じる大人に向けて、オンラインコミュニティでの交流、オフ会への参加、行きつけの店を持つこと、そして自分のコミュニティを作るという、新しい環境に飛び込んで繋がりを広げるための具体的な方法を提示し、積極的に行動することの重要性を説きます。

心地よい関係を維持するための「つき合い術」
異性の友だちとの付き合い方、自分の時間とエネルギーを守ること、「いい人」になるのをやめる勇気、「今、会わない」という選択肢を持つこと、そして友人関係の柔軟性など、お互いにちょうど良い距離感で、無理なく友人関係を続けるための秘訣を紹介します。

他者とのつながりの重要性と「ちょうどいいつながり」
人間は一人では「人間らしく、心を躍らせて生きられない」とし、他者とのつながりの重要性を改めて強調します。不安があっても行動を起こし、共感し合える人たちと出会い、自分にとって心地よい「ちょうどいいつながり」を見つけることが、人生をより豊かにすることに繋がると結論付けます。

「ゆる友活」を通して人生を豊かに
本書全体を通して、「ゆる友活」という新しい概念を基軸に、大人が無理なく友人関係を築き、維持していくための具体的な方法や考え方が提示されています。心理的な距離感を保ちながら、楽しさや心地よさを優先した友人関係を築くことで、より豊かな人生を送ることを提案しています。

2025/05/08

大人になってからの友達との付き合い方について勉強になりました！

人付き合いにおいて基本的なことだけれども、これを無意識にできる人っていうのは本当に人付き合いが上手な人だろうなと思います

ほどよい距離感で、お互いに気分よく友達関係を続けるにはこういうところに気をつけたらいいんだなというのがわかりました

でも友だちってゆる友だけじゃダメなのかな？　　

お互いゆるい関係ってたしかにいいけど、ネガティブな話題は本当にダメなのか？
そういう話をしてこそもっと深い繋がりになれるのでは？
ゆる友ってただの浅い関係ではないのだろうか？

という疑問もありました