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戦争はいつでも同じ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 人文書院 |
| 発売年月日 | 2024/10/30 |
| JAN | 9784409241653 |
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著者は1949年生まれのジャーナリスト・作家。巻末の「著者について」によれば、現在の北西部・リエカに生まれ、ザグレブ大学で比較文学・社会学を学んだ、とある。著者の本を手に取るのは初めてだが、冷戦体制崩壊後の「戦争と暴力」の問題を考えるうえで、旧ユーゴスラビアでの戦争が決定的に重...
著者は1949年生まれのジャーナリスト・作家。巻末の「著者について」によれば、現在の北西部・リエカに生まれ、ザグレブ大学で比較文学・社会学を学んだ、とある。著者の本を手に取るのは初めてだが、冷戦体制崩壊後の「戦争と暴力」の問題を考えるうえで、旧ユーゴスラビアでの戦争が決定的に重要であることを改めて教えてもらった。人々は2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻を衝撃として受け止めたが、その感じ方は、旧ユーゴでの出来事の忘却の裏返しでもある。 短いエッセイを積み重ねながら、著者は戦争の時間を生きた人々の心と身体を内在的にたどり直そうとする。虐殺の現場で愛する息子とその恋人を失った母親のこと、パニックになった上官があまりに煩わしかったので、彼の命令通りに民間人を殺害した元兵士、家を捨て、わずかな荷物とともに「難民」になることを強いられた少女に墓の中から呼びかける祖母。それだけではない。著者が他者に向けた想像力は、〈いま・ここ〉の自己自身にも向け直される。なぜ自分は無惨な虐殺の写真をやり過ごすことができたのか。なぜ自分は、戦争で幼い娘を殺された若い両親の悲嘆をこれ見よがしに映し続ける映像を見ることができたのか。なぜ自分は、文章から小さな倫理的傷を取り出して、友人の書き手に「完璧さ」を求めてしまったのか――。本書の記述を支えているのは、戦争の暴力はひとを変えてしまうけれど、そのことを「怪物化」「悪魔化」と捉えるべきではない、という信念ではないか。そうした著者の姿勢が、われわれ自身の中の「悪」と暴力、われわれ自身の「罪」と責任を問い直す視座を可能にしているのだと思う。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01436435
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