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告発者(下) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/10/29 |
JAN | 9784102409428 |
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
法執行権限の無い、司法審査会の調査官が主人公。調査官は弁護士で、当然、拳銃携行権限も無い。そんな立場の人間が、とんでもない悪事を暴く羽目になるという筋ですが、まぁ、ジョン・グリシャムは上手いですね。下巻に入って、一気に話が盛り上がります。 面白いです。 大体、組織犯罪モノの作...
法執行権限の無い、司法審査会の調査官が主人公。調査官は弁護士で、当然、拳銃携行権限も無い。そんな立場の人間が、とんでもない悪事を暴く羽目になるという筋ですが、まぁ、ジョン・グリシャムは上手いですね。下巻に入って、一気に話が盛り上がります。 面白いです。 大体、組織犯罪モノの作品では、FBIや警察を中心に話が進むことがこれまでの通例でしたが、そうではない立場の人間が、悪事を暴く事例が出来上がりました。同じ主人公の次の作品もある様です。早く読みたいですね。
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- ネタバレ
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2025/1/19読了 「いえ、おわりではありません。“ノー”という答えはうけつけませんよ」 何物にも邪魔されない、得難き休日で、上巻残り1/3と下巻を一気読み! 上巻では、やられっ放しだ、手詰まりだで、もどかしい思いをしたが、下巻では、襲撃者の手掛かりが掴めた、FBIが動いたで局面が一気に変わり、遂に組織を一網打尽に! ……と、スカッと出来るリーガルサスペンスだった(何せ、前に読んだのが『謀略法廷』だったから……)。しかし、司法審査会も、こんなヤバい事案を想定した組織ではないだろうし、レイシーのやっていることは、傍から見れば、”割に合わない”のだが、それでも圧力に屈しないのは、彼女の信念と職責へのプライドの強さの表れか?(上記、「”ノー”という答えはうけつけ」ないという台詞は、兄、ガンサーがレイシーへのスパルタ・リハビリ中にも似たようなことを言っているのだが、きっと家訓なんだろう) だからこそ、あっさりとプライドを売り渡したマクドーヴァー判事との対比が際立つのだろうけれど。尚、登場する司法審査会は架空の組織で、実際に判事の不正を調査する組織はあるものの、権限は若干異なるそうな。 本国でも、このスカッと展開は好評だったのか、続編も出ている模様。続編といえば、実質デビュー作の『評決のとき』も続編2作が出ているのだから、これらも早く訳出してくれないかな? あと、表紙カバー袖の著者の写真は30年以上前から替わってないけど、新潮さん、そろそろどうにかしませんか?
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あたりまえの正義をひたすら貫く物語、超人ではない役人たちの地道で着実な捜査の結果は… #告発者 以前のレビューは上巻から https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4102409416 そして物語は上巻の途中から、一気に...
あたりまえの正義をひたすら貫く物語、超人ではない役人たちの地道で着実な捜査の結果は… #告発者 以前のレビューは上巻から https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4102409416 そして物語は上巻の途中から、一気に動き始める。これをきっかけに捜査もパワーアップするのですが、それでもスピード感としては一歩一歩確実に進んでいくところがニクイんすよね。たとえ正義の味方が現れても、超人的なことはできないっていうリアルさが良いんすよね。 また本作は社会派小説としても重みのある作品です。上級国民の腐敗、マフィアとの癒着、インディアン自治区における管轄権の問題。日本人なので馴染みがなかったのですが、アメリカの歴史と共に学ぶことができました。 あたりまえの正義をひたすら貫く物語、勧善懲悪が好きな人には是非おすすめです! ■ぜっさん推しポイント 司法審査会の調査官という役割が面白かったすね、こんな職業の主人公を見たことがありません。よく考えると、ただただ告発の行政手続きを進めているだけの物語なんですよ。なんつー地味な役柄なんだと。 そしてその他の仲間についても、だれひとり超人的ではないんすよ。みんなが力と能力を少しずつ合わせながら、しかも悪党に見つからないよう、こっそーり調査を進めていく。 現実のヒーローっていうのは、テレビドラマの主人公みたいに派手ではない。どこにでもいるひとりの人間ということを思い出させてくれました。
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