おてらおやつクラブ物語 子どもの貧困のない社会をめざして

井出留美(著者)

• 販売会社／発売会社: 旬報社
• 発売年月日: 2024/10/29
• JAN: 9784845119547

商品レビュー

2025/11/07

お寺というものに対する考え方が変わりました。また世の中にはこんなにも困っている人がいること、こんなにも助けてくれようとしてくれる人がいることを知りました。世の中に温かい心を持つ人がたくさんいることを知り、心が温まりました。おてらおやつクラブの活動に敬意を表したいです。

2025/03/05

1. おてらおやつクラプの活動背景
- 貧困問題の深刻さ: 日本国内での子どもの貧困率が高まっており、経済的に困難な家庭が増加している。
- ボランティア活動の重要性: お寺を拠点にしたボランティア活動が、地域社会における支援を促進している。

2. 業務内容
- おやつの提供: おてらおやつクラプでは、地域の子どもたちに向けておやつを提供する活動を行っている。
- おそなえの活用: お寺からの供養物を利用して、子どもたちに必要な食物を届ける仕組みを構築している。

3. 事業の成長
- 全国展開: 活動が広がり、全国47都道府県において協力してくれるお寺と支援団体が増加。
- 参加しやすい仕組み: 各お寺が自分たちのペースで参加できるよう、無理のない仕組みを整備。

4. 食品ロス問題との関連
- 食品ロスの削減: 食品ロスの観点からも、余ったおやつを有効活用する形で、食品の浪費を減らす取り組みを行っている。
- 持続可能性: 環境への配慮をしながら、地域社会の支援を行うことが重要視されている。

5. コミュニティとの関わり
- 地域の団体との連携: 子ども食堂やフードバンクなど、他の支援団体との連携を強化し、支援の幅を広げている。
- ボランティアの育成: 地域のボランティアが自発的に活動し、子どもたちの支援に取り組む姿勢を育む。

6. 未来への展望
- 持続可能な支援: おてらおやつクラプは、今後も持続可能な支援を目指し、活動の拡充を図るとしている。
- 社会的認知の向上: 子どもの貧困についての認識を広げ、より多くの人々が関与できるような仕組みを作る必要性がある。

2024/12/14

お寺へのお供え物をおさがりとしてひとり親家庭や子ども食堂などの施設に配布する美しいビジネスモデルの　おてらおやつクラブ 。

グッドデザイン賞受賞コメントも素晴らしい。
「従来、寺院が地域社会で行ってきた営みを現代的な仕組みとしてデザインし直し、寺院のアルと、社会のナイを、無理なくつなげる取り組み。身近な地域に支えられているという安心感にも繋がるだろう。寺院が地域にくまなく分布するインフラだからだ。」

また、コロナ禍で「助けて！」の声が増えた一方で「助けたい」という声が増えたのもコロナ禍の一面。
日本もまだまだ捨てたものでは無い。私もコロナ禍の時、寄付したが最近行った今年のふるさと納税では候補にあげるの忘れた…

ボランティアが箱に詰めるのはたんなるモノでは無い、何か、だそうな。突き止めに行かなければ！

支援してもらった人のコメントはいつも胸を打つ。
文字大きくて1時間ちょっとで読み終わるので是非みんな読んでほしい。

うちの子どもたちにも読ませよう。