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母親になって後悔してる、といえたなら 語りはじめた日本の女性たち
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/10/24 |
| JAN | 9784103558415 |

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母親になって後悔してる、といえたなら
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商品レビュー
4.3
30件のお客様レビュー
読み終えた今、言葉にできるほどの意思も、それを表明するだけの勇気も、私の中にないけれど。 たぶん、指輪物語に出てくる死者の沼地のような薄闇に、今も多くの人がとらわれているのだと思う。 境界を踏み越えようとしたお母さんに、かつてお子さんが放った言葉。 汎用性があるかはわからない。...
読み終えた今、言葉にできるほどの意思も、それを表明するだけの勇気も、私の中にないけれど。 たぶん、指輪物語に出てくる死者の沼地のような薄闇に、今も多くの人がとらわれているのだと思う。 境界を踏み越えようとしたお母さんに、かつてお子さんが放った言葉。 汎用性があるかはわからない。 それでもそれは、紛れもない救いの言葉だと思った。 一筋の光の矢のような。 『「死にたいなら、お母さんひとりで死んで。僕は生きて、将来役に立つ人になる」』
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「この社会で母親になって後悔してる」ということなのだと思う。 自分も出産後、理不尽とも言えるようないろいろな場面に遭遇した。産後のボロボロな体でスパルタ母乳合宿に突入、沐浴指導は母親だけ。夫は激務で連日フルワンオペ。抱っこ紐をつけながら急いで作ったご飯をかきこむ。夜泣きで慢性的...
「この社会で母親になって後悔してる」ということなのだと思う。 自分も出産後、理不尽とも言えるようないろいろな場面に遭遇した。産後のボロボロな体でスパルタ母乳合宿に突入、沐浴指導は母親だけ。夫は激務で連日フルワンオペ。抱っこ紐をつけながら急いで作ったご飯をかきこむ。夜泣きで慢性的な睡眠不足。 母親はみんなこんなものらしいと知り、なんだこの世界は、と。母親って、子育てって、無理ゲーすぎん? 母性という美徳、母は強しなんていう精神論だけではやってられない過酷な現実がある。全然強くないです。でもやるしかないんです。 だって私が育児を放棄したらこの子たちは生きていけないから。家事を止めたら生活も回らなくなるし。その責任感と絶望感、孤独感たるや。 助けて、と言えれば良かったんだろうけど、もう毎日を乗り切るのに精一杯で、極度に疲れていて、頭も働かなくて考える時間の余白もなくて、何をどう助けてほしいのかも判断できなかったあの頃。 ママじゃないとダメ、じゃない。子どもは一緒に過ごす時間が全て。だから必然的にママにべったりになる。(…と恨みつらみは書き出すと尽きない) そこを見て見ぬ振りして母親に過剰な責任を負わせてるのが今の社会。その方が男性中心の社会には都合が良いでしょうからね。 あの頃の自分をギリギリの所で支えてくれたのはTwitterのママ垢仲間だった。 それでも、第二子を育てていく中で少しずつ社会が変わってきたのを感じる。夫が育休をとった。児童館で見かける父親の姿が増えた。保護者会に夫婦で参加する家庭が増えた。 まだまだ過渡期ではある。でもその過程で「後悔してる」という声が少しずつ上げられるようになったことで、救われた母親は少なくないんじゃないかな。少なくとも私はそう。 正直、今の状況では自分の子どもたちに「子どもを持つことはいいことだよ」とは言えない。自分の好きなように生きればいい。子どもがいなくても幸せにはなれる。世間一般の思い描くような幸せでなくていい。自分軸の幸せを追求してほしい。 子への愛情と社会構造への憤りは別物であり、母親の人生と子の人生もまた別物である。 本の中にあった「母親をやめてマネージャーになる」という考え方もいいな、と思った。 自分らしく生きながら子どもと共に生きていくためにはどうすればいいか、模索の日々です。
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多くの人がこの本を読み、そこに描かれている「今の日本の構造が抱える課題」と向き合い、一つひとつ解決していけたら、子どもはもっと増え、子育てはもっとポジティブなものになるはず。息子には、高校生ぐらいになった時にこの本をクラスのみんなで読んで議論してほしい。 日々、家族と過ごしなが...
多くの人がこの本を読み、そこに描かれている「今の日本の構造が抱える課題」と向き合い、一つひとつ解決していけたら、子どもはもっと増え、子育てはもっとポジティブなものになるはず。息子には、高校生ぐらいになった時にこの本をクラスのみんなで読んで議論してほしい。 日々、家族と過ごしながら子育てをし、周囲の声を聞くたびに思うのは、「家族の形は本当に人それぞれで、それが当たり前だ」ということ。それなのに、これまでの価値観にもとづく“〜らしさ”が「当たり前」とされ、その枠に合わない人が声を上げることすらためらってしまう。この本には、そうした現実がさまざまな角度から描かれており、境遇は全く違っても共感したり、学びになったりする言葉がいくつもあった。 自分は、父親になれたことをとても嬉しく思っている。一方で、第二子の親にはならなかったという選択を、肯定的に受け止めてもいる。しかし、別の人生もあったはずで、そんな未来を羨ましく感じる瞬間もある。だからこそ、今ある人生をできる限り前向きに捉えて、ポジティブに歩んでいきたい。
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