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尾形亀之助詩集 現代詩文庫1005
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 思潮社 |
| 発売年月日 | 1975/06/01 |
| JAN | 9784783707905 |
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尾形亀之助詩集
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
尾形亀之助さんの詩集ですね。 ブクログの皆さんは、江國香織の『ホリー・ガーデン』に、亀之助さんの詩が出てくるので、関心を持たれる方が多いですね。私は読んで無いので、興味を惹かれました。 亀之助さんの詩は二冊目になります。 「猫の眼月」 嵐がやんで 大きくくぼん...
尾形亀之助さんの詩集ですね。 ブクログの皆さんは、江國香織の『ホリー・ガーデン』に、亀之助さんの詩が出てくるので、関心を持たれる方が多いですね。私は読んで無いので、興味を惹かれました。 亀之助さんの詩は二冊目になります。 「猫の眼月」 嵐がやんで 大きくくぼんだ空に 低く 猫の眼のような月が出てゐる 私の静物をぬすんでいったのは お前にちがいないーー 嵐のあとを お前がいくら猫の眼に化けても お前に眼鏡をとられるようなことのないやうに さつきから用心してゐる 「夏」 空のまん中で太陽が焦げた 八月は空のお祭りだ 何んと澄しこんだ風と窓だ 三色菫だ 「情欲」 何んでも私がすばらしく大きな立派な橋を 渡りかけてゐました らーー 向ふ側から猫が渡って来ました 私は ここで猫に出逢つてはと思ふと さう思ったことが橋のきげんをそこねて するすると一本橋のやうに 細くなってしまひました そして 気がつくと私はその一本橋の上で びつしよりぬれた猫に 何か話かけられてゐました そして猫には すきをみては私の足に まきつこうとするそぶりがあるのです 短い詩と、散文詩の極端な詩集ですね。エッセイも収められています。1900~1942の生涯ですから、エッセイというより随筆の時代ですが、気さくな物言いでさらりと読めるのでエッセイの方が良い感じです。 詩も日常の思いを詩にされているので、馴染みやすいですね。 『ホリー・ガーデン』が気になっています。 探して読んでみようかな(=^ェ^=)
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私が尾形亀之助を知ったのは、もう何年も前の事。 江國香織の小説「ホリー・ガーデン」だった。 主人公の果歩が始終暗唱するのだ。 小説を読んでいる時から、この詩はいったい誰の作なんだろうと気になっていたが、あとがきに江國さんが解説をつけてくれていた。 で、直ぐに購入した。 全部が理...
私が尾形亀之助を知ったのは、もう何年も前の事。 江國香織の小説「ホリー・ガーデン」だった。 主人公の果歩が始終暗唱するのだ。 小説を読んでいる時から、この詩はいったい誰の作なんだろうと気になっていたが、あとがきに江國さんが解説をつけてくれていた。 で、直ぐに購入した。 全部が理解できる詩ではないけれど、 尾形の描く情景はたまに、忘れていたある場面を思いおこさせる。 それがたまらなく甘く切ない思いを湧き上がらせる。 中でもお気に入りなのは、 「おおこれは砂糖のかたまりがぬるま湯の中でとけるやうに涙ぐましい」 「昼の部屋の中はガラス窓の中にゼリーのやうにかたまっている」 ~の中は~の中に…などと、文法的にどうなのだろう?と思う箇所はあれど、 その独特の感性は私を刺してくる。 江國さんもかなり尾形好きらしく、あかるい箱という作品でも尾形の表現をつかっている。 「この部屋はゼリーみたい。みんなとじこめられている。」 この詩集を手にして、私は視野が広がったかも。 仕事帰り、ふと月を見上げたり。いつもより目線を上げて歩いたら、高い位置に気高く咲いている白薔薇に気付いたり。 詩集を手にしたあなたは、どんな自分に出会うだろうか。
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この人はどんな眼で世界を見ていたのだろうと羨ましくなる。 技術ではない。詩としてはアマチュアだ。しかしこの感性を真似ることはできない。
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