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もっと知りたいルドン 改訂版 生涯と作品 アート・ビギナーズ・コレクション
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京美術 |
| 発売年月日 | 2024/10/02 |
| JAN | 9784808713119 |
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もっと知りたいルドン 改訂版
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
掲載されている絵の豊富さと文章量の多さとですごく豪華な一冊だった。 絵は全てカラーかつ大きくのっているのもあり、また分かりやすく図解したのもあったりして非常に見やすくて良かった。 文章も興味深い内容ばかりなんだけど、専門的すぎるところも要所要所あって、ちゃんとは理解しきれなかった...
掲載されている絵の豊富さと文章量の多さとですごく豪華な一冊だった。 絵は全てカラーかつ大きくのっているのもあり、また分かりやすく図解したのもあったりして非常に見やすくて良かった。 文章も興味深い内容ばかりなんだけど、専門的すぎるところも要所要所あって、ちゃんとは理解しきれなかったのが悔しい。 ルドン作品に感じる不思議な魅力、言語化できない不気味さ不穏さの要因や雰囲気を、多少なりとも理解できた気がする。 宇宙や細胞、神話などのモチーフが分かった事で、絵の見え方が一段深まったような、気がする。 またルドン本人についても詳しく書かれていて、それを見ると変わった所はありつつも、画家自身は当たり前に人間らしいのに、あんなにも神秘的で創造的な絵が描ける事への不思議さと恐ろしさがより強まった。 作品に対する説明文がこれまた雰囲気あって良かった。特に「眼をとじて」という作品の説明文が、五感を刺激される美しさで好きだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルドンの展覧会に行こうと、 こちらで予習してみました。 表紙の華やかな絵は、50代になってからの色遣いだったのですね。 それまでは、 木炭エッチングの白黒作品で、 描かれているものも怪奇的ともいえる… 目、とかね。 当時に新たに発展した学問分野を反映しているとのこと。 望遠鏡技術の発展により見られるようになった宇宙、顕微鏡の普及によって覗けるようになった微細な世界、そして、心理学?で新たな光が当てられるようになった無意識の世界。 エドガー・アランポーやボードレールなどの文学作家とも影響し合ったようです。 鮮やかな色を用いるようになってからも、スピリチュアルな幻想の世界を漂わせる作品を描き続けられていたようです。 また、時代は19世紀後半から20世紀初め。普仏戦争と、第一次世界大戦の最中での人生。 パリでは芸術家コミュニティでも慕われるようになっていった。 一方、ボルドー地方の自然豊かな故郷とのつながりも保ってきた。なくなる9年前に、その土地を売らないといけなくなるまでは。ペイルルバード、という葡萄園と荒れ地の場所だったらしい。今は人気のワイナリーらしい。 「我々はある場所に見えない糸でつながっている。創造する人間にとって、それは内臓のようなものだ。」ー『私自身に』 ゲゲゲの鬼太郎を思い浮かべるような眼玉の印象の強い作品は、実際に水木しげるさんが着想を得ていたみたい。 強烈だよなー、目って。モンスターズインクのマイクとかも思い出すけど。別に描いたのはルドンが最初ではないだろうけれど。 お金のこともあり、 後々には肖像画も描かれている。身近な人の。でもそのままの写実ではなく、やっぱり幻想的なところが入ってくる。 もはや幻覚的というか。 そんな一生を過ごされたんですね。 ピカソやゴーギャンとも時代をともにし、交流もあったとのことですが、 私は勝手ながらムンクとなにか同じ匂いを感じ取ってしまった。 実際、ムンクも同時期に生きていて、 交流があったのか、影響があったのか、そこはサッと調べたところ出てこなかった… ドムシー城装飾画など、お花を題材にファンタジックな作品だけを見ると、 善い感じですが、 フォンフロワド図書室装飾画は、見ごたえ物のようで、ぜひ見てみたいなーと思う。 パット見ると、きれい、みたいな感じがするザ・アーティストの作品、という感じだけれど、 よく見ると怪奇的な幻覚的なぎょっとするものだらけで、 彼の集大成とも描かれていますが、 後味はなかなか厳しそうとも言える。 よく見ることへの勇気がいりそうですが、 いろいろ知った以上、鑑賞を存分楽しみたいと思います。
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