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五葉のまつり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/10/30 |
JAN | 9784103527121 |
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五葉のまつり
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
また、ものすごい作品を生み出したものだ。 期待通りの作品で、言うことなし。 著者お得意の手法で、ワンパターンと感じる人もいるかもしれないが、それを差し引いても「よくこんなことを考えつくな」と言葉が出ない。 驚くべきは、教科書で学ぶ刀狩りや検地を、こんなにも楽しい物語に仕立てる...
また、ものすごい作品を生み出したものだ。 期待通りの作品で、言うことなし。 著者お得意の手法で、ワンパターンと感じる人もいるかもしれないが、それを差し引いても「よくこんなことを考えつくな」と言葉が出ない。 驚くべきは、教科書で学ぶ刀狩りや検地を、こんなにも楽しい物語に仕立てるその手腕よ。 立花宗茂、伊達政宗――戦国後半のスターたちがまた、たまらない。 秀吉のラスボス感にも思わずニヤリとしてしまう。 そして作者のフェイバリット、石田三成の「四杯目の茶」。これはファンからすると、まさにプロレスだ。 これは単なる歴史小説ではない、 お仕事小説でもあると同時にミステリー小説だ。 今村ファン必読の一冊に仕上がっています!
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秀吉が天下を取った後、秀吉から種々の難題を五人の奉行がその仕事の中での戦の話し五話だった。どの話しも実に面白い!秀吉から出される難しい課題を五人が努力して解決していく、それぞれの話しの終わりはほんのりと余韻を残して終わる。特に最後の醍醐の花見は秀吉の余命も幾ばくも無い時の話しであ...
秀吉が天下を取った後、秀吉から種々の難題を五人の奉行がその仕事の中での戦の話し五話だった。どの話しも実に面白い!秀吉から出される難しい課題を五人が努力して解決していく、それぞれの話しの終わりはほんのりと余韻を残して終わる。特に最後の醍醐の花見は秀吉の余命も幾ばくも無い時の話しであってなかなか重みのある課題でありその解決への道のりが実に良かった!
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秀吉の行った様々な事業は教科書的には「秀吉の事業」としか書かれていなかったが、実際にこれらの実務を行ったのが秀吉の五奉行だった。 嫌らしい千利休を招く北野大茶会での大造作、刀狩りと肥後国人一揆への肥後国入り、強かな伊達政宗の太閤検地を成しえた長束正家の才気、家康を迎えた醍醐寺の三...
秀吉の行った様々な事業は教科書的には「秀吉の事業」としか書かれていなかったが、実際にこれらの実務を行ったのが秀吉の五奉行だった。 嫌らしい千利休を招く北野大茶会での大造作、刀狩りと肥後国人一揆への肥後国入り、強かな伊達政宗の太閤検地を成しえた長束正家の才気、家康を迎えた醍醐寺の三月十五日の花見の施行。 歴史小説ではあまり良い人物表現の無かった石田三成が、本作では「秀吉の三杯の茶」のように好ましく描かれていた。 「よきにはからえ」と期限だけ言い渡し、生死の与奪権を持つ秀吉に部下たちは如何に苦境を乗り越えたか…。 現代でも生きている上司に対する下士の苦労が、歴史の事実と併せて大変説得力を持って読ませてくれた。 633ページ!面白かった。
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