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なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
| 発売年月日 | 2024/09/25 |
| JAN | 9784834253894 |
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なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
「〜これまでよりじぶんらしくあることができるようになった、つまり安心して「自閉」し、思うぞんぶんじぶんの世界を楽しんでいられるようになったということではないでしょうか。」という一文が印象に残った。つまり、『自閉症は津軽弁を話さない』の時に違和感とともに感じた、“自閉的すなわち生...
「〜これまでよりじぶんらしくあることができるようになった、つまり安心して「自閉」し、思うぞんぶんじぶんの世界を楽しんでいられるようになったということではないでしょうか。」という一文が印象に残った。つまり、『自閉症は津軽弁を話さない』の時に違和感とともに感じた、“自閉的すなわち生きづらい”という前提が、ムーミン谷にはない。 ニューロマイノリティとニューロマジョリティ、ニューロダイバーシティという言葉を初めて知った。「他者にシンクロしづらい」「自分に対する関心の集中」などの「自閉」的な特徴を、ネガティブなものとして語っていない。だってそのように自分が存在してるなら、しかたないものね? ムーミンパパの冒険好きをADHDとして読み解くくだりで、筆者も交流があるという高野秀行さんが登場。そこから派生して、ネット上で読める高野さんと横道さんの対談や、高野さんによる横道さん著書の書評なども読むことができた。高野さんのいう「書くことで混沌が整理される」には共感する。 横道さんの研究スタイルは「当事者研究」と呼ばれるものらしいが、当事者研究じゃない研究ってあるのだろうか。マジョリティがマイノリティを観察して研究したとしても、それは「マジョリティから見るとマイノリティはこう見える」という当事者研究なのではないか。発達特性はグラデーションだとすると、マジョリティとマイノリティという概念は本当に成立するのだろうか。マジョリティなんて本当にいるのか。何が何だかわからなくなってきた。とりあえずムーミンシリーズ読破も途中で止まっているので再開しないと。読むべき本が多すぎて、生活してる場合じゃない(?)。
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トーベ・ヤンソンの小説版ムーミン・シリーズを「自閉スペクトラムの特性を持った人゠ニューロマイノリティ(神経学的少数派)」&当事者批評の観点から読み解いた1冊 こんな読み解き方があるんだ..!と、とても新鮮でした! ニューロマイノリティ・ニューロダイバーシティ 当事者研究分野に興味...
トーベ・ヤンソンの小説版ムーミン・シリーズを「自閉スペクトラムの特性を持った人゠ニューロマイノリティ(神経学的少数派)」&当事者批評の観点から読み解いた1冊 こんな読み解き方があるんだ..!と、とても新鮮でした! ニューロマイノリティ・ニューロダイバーシティ 当事者研究分野に興味のある方におすすめです。
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発達障害の立場からムーミンを見るとこう読み解けるのかと納得する面と、うーんの部分があった。 確かに子供の頃に読んだ本の中で、ムーミン谷のメンバーはだいぶ個性的で、自由気ままに生きているように見えて、そこもまた魅力だった。アニメのムーミンも見ていたけど、なんか別の物としてみていたよ...
発達障害の立場からムーミンを見るとこう読み解けるのかと納得する面と、うーんの部分があった。 確かに子供の頃に読んだ本の中で、ムーミン谷のメンバーはだいぶ個性的で、自由気ままに生きているように見えて、そこもまた魅力だった。アニメのムーミンも見ていたけど、なんか別の物としてみていたような、、、。どっちも好きだった。子供としては面白ければあり。 この本の内容を頭の片隅に置いておきながら、シリーズを再読してみようと思う。違う景色が見えるか?
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