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烏の緑羽 八咫烏シリーズ 文春文庫
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烏の緑羽 八咫烏シリーズ 文春文庫

阿部智里(著者)

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烏の緑羽 八咫烏シリーズ 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/10/09
JAN 9784167922801

烏の緑羽

¥770

商品レビュー

4.5

36件のお客様レビュー

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2026/01/16

これまであまり描かれなかった長束や路近に焦点を当てた物語。路近の過去と、周囲の人々との関わりが「そう繋がるのか!」と腑に落ちて、とても面白かった。長束の成長が微笑ましく、「長束さまがんばれ!」と応援しながら読みました。

Posted by ブクログ

2026/01/03
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文庫版解説山口奈美子氏(書店員)が熱い(笑) テーマソング はじめてのおつかいに笑った!なるほど。 本作、大分登場人物増えていたけれど、皆キャラが濃くて、割と読み返さずとも覚えていられるの凄い。 長束の存在が霞む。。 『路近の行動原理がやっと理解できるぞと読み進めたのですが、最終的に、「やっぱりこいつ怖い」と思ったことをここに記しておきます。暴力ダメ絶対。』 浮雲やあけびとは違うIQ高いサイコタイプ??。。 清堅と長束と路近と翠寛。濃い。。飲み会とかしたらどんな会話が。。 奈月彦は、一歩引いて、上座で眺めているイメージ。 雪哉など年下といれば一緒に輪に加わりそうだが。 最後、間に合わなかった、とあるけれど、 本当、奈月彦が諦めずに理想をめざしていただけに、楽園となる未来がみたかった。 けれど、そんな中、路近を金属の部分で殴った翠寛が長束の側にいてくれたのは(笑)長束にとって、運のよいことだったのだなぁ。 それぞれの過去から、またこの世界についての新情報、新知識が。 ドロドロした世界を描かせたら天下一品。。 弱者の立場が辛い。 『「大人は、子供と違って逃げる場所がたくさんあるから。…子どもでは無いと言い張っている時点で、あなたは私にとって十分子供です。…大人に甘えておきなさい。」』 『「あんたのせいだよ、全部、あんたのせいだ。あんたが、私を鬼にしたんだ」』 『いつもこうして謝っては己の責任から逃げ続け、それで周囲を不幸にするのだろう。優しいだけでは人として不完全なのだということを、なんとも皮肉な形で学ばせてもらった気がした。』 『自分が我慢したのだから…同じ目に遭ってもらわねばならぬと考えているのなら、全く道理が通らない。まっとうな精神の者は、自分が嫌だったことを他の者にはさせまいと思うはずなのだ。』 『「そなたのいう道理とは、ただの理想だろう。現実とは違う。…人として生きていきたいのならば、まずは現実を受け入れ、今ある秩序を尊ぶことを学びなさい。」』 『気が強ければ殺しも平気だろうなとどいうが、そんなわけがないのである。これから先、なにか楽しいことや喜ばしいことがある度に、この糞みたいな男の顔がよぎるような人生を翠は送りたくなかった。』 『「君が思うよりも世界は広く、人の心は深遠だ。そう簡単に解るものじゃない。だから面白いんだろう?どうなるか分からないから」』 『「山烏は一日先、里烏は一月先、宮烏は一年先を見るので精いっぱいだ。ならば、その上に立つ者は、さらにその先を見据えなければなりません。綺麗ごとでもいい。こうしたいという理想を持って、そちらに進む努力をしなければ。少なくともあなたの弟は、それをしていた。それが分かっていらした。」』

Posted by ブクログ

2025/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長束を知る一冊になるかと思ったら、路近だった。 路近を理解したいという長束の気持ちを通して長束の 事も知ることになるんだけど、イメージが変わった。 両親とは似ても似つかない彼で良かった。 (それはそれで奈月彦が心配になるのもわかる。) 路近をよく知る人ということで、読者は勁草院の院志・ 清賢と翠寛の背景と人柄を知ることができる。 路近を疎む南橘家が送り込んだ二人が路近の命を救う ことになったのは皮肉だけど、こういう二人の存在は 今後の展開の希望になった。 特に翠寛は、勁草院で雪哉と色々あったし雪哉のやり 方に不満もかなりあるようだけど、やり方が違うだけ で根っこの部分、価値観は同じだと思うので、そんな 風に違った目を持つ聡明な人が味方にいるのは強さに なると思う。 路近は…何だろう。複雑なのか単純なのか… 極端な行動はまだ怖いけど、朔王が言ったことや谷間 で清賢に言われたことを真剣に聞いて考えるところは 面白い。様々な状況下で様々な人と出会って変わって いく路近を見ることがない両親は残念。 巻末では奈月彦が死んでから6年後まで飛ぶ。 いよいよ本筋が動くかな。 雪哉を忌々しく思う長束の気持ちはわかるけど、それ ぞれの場所でそれぞれのやり方で同じ目的を達成する ために動いているのは最善だと思う。 味方の動きがわからないというのは、敵にも絶対に知 られることはないということだからね。 あーそれにしても、雪哉が違う金烏に仕えていると知ら ずに楽園の烏を読んでいた自分を思うと複雑。

Posted by ブクログ