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佐藤優の特別講義 民主主義の危機 忍び寄るポピュリズムと強権主義 学び直しの時間
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | Gakken |
| 発売年月日 | 2024/09/26 |
| JAN | 9784054070097 |

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佐藤優の特別講義 民主主義の危機
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佐藤優の特別講義 民主主義の危機
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3件のお客様レビュー
元外交官の佐藤優による、グローバリゼーションにおける民主主義の危機について。 世界的に強権主義が台頭しており、日本も参政党の台頭など他人事ではないと感じた。
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昔から民主主義とはなんぞやと常々思っていたので、一つの考え方が知れて面白かった。 私は民主主義の罠だと思っていて、例えば民主的と言わざるを得ない手続きを踏んで、独裁的(ポピュリスト的)な政権が生まれる状態を、手続に瑕疵がないばかりに民主的として認めざるを得ない状態を勝手にそう呼...
昔から民主主義とはなんぞやと常々思っていたので、一つの考え方が知れて面白かった。 私は民主主義の罠だと思っていて、例えば民主的と言わざるを得ない手続きを踏んで、独裁的(ポピュリスト的)な政権が生まれる状態を、手続に瑕疵がないばかりに民主的として認めざるを得ない状態を勝手にそう呼んでいた。なるほど権力のサイクルというものもあるし、その国ごとの民主主義というものがあって、アングロサクソン型だけを果たして民主主義と言えるのかという見方もあるとの視点を得て、なるほどなあと思った。非常に短絡的な喩えで言えば、アメリカやイギリス英語が正しい英語であり、インドやフィリピンの英語は「訛っている」という考え方に似ているのかもしれない。それぞれの国で有効に意思疎通手段として成立しているのに、それが正しくないとは言えないのと同じで、おそらくそれはロシアという、今の状況下では外部からみたら独裁?帝国主義?とも見られかねない国の「内在的論理」を知る佐藤さんならではの視点なのだと思う。 しかしそう考えると、私が罠に陥っていると思った国は電子投票を導入していたのだが、その点で民主主義に疑問がつくのではという論点も指摘されており、色々納得。票の秘密ね、そう忘れがち。投票率が高ければいいのかという問題は、どこか忘れたがsns戦略でとんでもない候補が急に勝ち上がった事象をも思い起こし、「大衆」が投票すればよいのかという大衆民主主義についての考察にも繋がるなあと思った。 なお日本がもし大統領制だったらということを想像しておく価値はあるというところで、冗談みたいな位置付けではあるが、なぜヒカキンが人気なのか、自分ならヒカキンのような人格者に票を投じたいという理論だった説明が面白かった。ヒカキンの動画見たことなかったのだが、俄然興味わく(笑)
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[図書館] 読了:2025/6/20 p. 58 こうしたニヒリズム的様相を日本で今いちばん体現しているのがインフルエンサーと呼ばれる人たち。彼らは権力とは決して闘いません。いわば価値相対主義の権化みたいな存在です。 しかし相対主義の人というのは、結局は腕力のある者についていく...
[図書館] 読了:2025/6/20 p. 58 こうしたニヒリズム的様相を日本で今いちばん体現しているのがインフルエンサーと呼ばれる人たち。彼らは権力とは決して闘いません。いわば価値相対主義の権化みたいな存在です。 しかし相対主義の人というのは、結局は腕力のある者についていく。それが意味するのは、暴力を持っている者が勝つことを肯定するということです。正義もなければ、普遍的価値も認めない。刹那的に現実を生きているだけです。そうした姿勢を示す人間がもてはやされる価値相対主義の時代、それが今の日本の姿なのです。 p. 64 藤井聡は、ポピュリズムをブラックデモクラシーであるとみなし、四つの要素があると述べている ①多数決崇拝 ②詭弁:弁証法的議論を避け、ひたすらに詭弁を弄し、真実に基づく批判を無力化し封殺する(これらもまた言論封殺の一種) ③言論封殺:あらゆる権力を駆使して言論封殺を図る ④プロパガンダ:あらゆる心理操作を駆使して自説への賛成を増やすための嘘にまみれたプロパガンダを徹底展開する p. 65 減税や小さい政府を推し進めれば、(給与が安く危ない)半分マフィアのような警察が日本に誕生してもおかしくはない。この点を無視した政治スローガンの危険性を、私たちは十分に考慮していかなければならない。 p. 179 戦前の日本はエリートが分散する仕組みだった。東京帝大、士官・兵学校、師範学校、東京文理科大学、商業高等専門学校、工業専門学校というさまざまな流れがあり、エリートが棲み分けられていた。しかし戦後、アングロサクソン型の、ジェネラリストを育てる単線にしてしまった。→特定の大学でトップになったからその人間が総取りする仕組みになってしまった。 日本がアングロサクソン型の教育システムをこれからもモデルとして推し進めれば、アメリカやイギリスのような学歴で所得格差が広がる一方という失政を繰り返すことになる。 p. 203 ポピュリズムの世界になってしまえば、頼りにできる判断基準は“人格”しかなくなる。したがってHIKAKINのような人格者がなればよい。
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