勝ち続けるチームを支える言葉

工藤公康(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2024/09/19
• JAN: 9784344041233

商品レビュー

2025/04/29

本当の強さとは「勝ち続ける」ことである。
昨年と同じやり方では勝ち続けることには繋がらない。
監督は選手に寄り添っていく存在であるべき。
理想のチーム像ではなく「個人の集合体が、どんなチームになるのか」を予測する。
監督は選手が答えを見つけるための「引き出し」を増やしてやる存在。
選手には思い切り楽しくプレーしてもらった方が良い。
自分の言葉が相手にどう響くかを常に意識しなければならない。
「相手に伝わる言葉」で話せているかが重要。
できるだけ「単純な言葉」「伝わりやすい言葉」を使う。
指示の理由を明確に伝えることが大切。
ねぎらいの言葉でストレートに想いを伝える。
「本心で話すこと」「嘘をつかないこと」を大切にする。
「監督にも気軽に話しかけていい」という雰囲気を作る。
選手の気づきを受け止め、「どこまで待てるか」が勝負。
嫌がられても二回、三回、四回と話せば、選手を思う気持ちは必ず伝わる。
自分が悪かったら謝るべき。謝ることで選手は心が離れずに済む。
監督、コーチ、選手の三者で直接話すことで誤解を防ぐ。
皆が努力していることをまず「承認」するプロセスが信頼感を育む。
「おう、今日もお頼むな」と常に同じトーンで声をかける。
監督はいつも変わらないスタンスでいることが大切。
本当の育成とは、選手に思考力を身につけさせること。
結果を支えるのは思考力。
本当の選手ファーストとは、時には意向に反してでも正しい方向に導くこと。
心だけは折れてはいけない。ピンチをチャンスと捉える勇気が大切。
継続する力が非常に大切。
変化に対応し、自分を変えることができれば、もっと強くなれる。
苦言を呈してくれる人間が一番大事な存在。
選手が自分で反省するまで「待つ」ことの重要性。
プロの世界は結果が全て。人から評価されてこそ認められる。
「分かったつもり」ではダメ。頭と体で理解し、無意識に動けるまで。
練習をしない、言い訳をする選手は例外なく落ちていく。
「その人間が野球とどれだけ真摯に向き合っているか」という一点が重要。
「適材適所」だけでなく「適所適材」という考え方もある。
今いる人材でどんなチームになり、どんな野球ができるかを考えることが重要。
選手一人ひとりが「その先」のプレーをイメージし、複数のシミュレーションをしておく。
ID野球（データ）だけを信用して頼るのは良くない。
「こうすれば野球は勝てますよ」といったセオリーはどこにもない。
監督として最も重要な仕事は「決断」すること。
「前前後後断」：過去や未来に囚われず、「今」に集中する。
「勝てなかったら辞める」という覚悟があった。

2025/01/02

その結果次第では出処進退を考えなければならなくなる　人間の一個一個の細胞の中にはミトコンドリアと呼ばれるものがあって、酸素を使って糖や脂質をエネルギーに変換するといった働きがある　頭で理解し、体で理解出来て、初めて無意識に体が動くようなる事を知るべきである。