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ウルトラ図解 脳腫瘍 正しい知識と適切な治療で、前向きな生活を実現 オールカラー家庭の医学
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ウルトラ図解 脳腫瘍 正しい知識と適切な治療で、前向きな生活を実現 オールカラー家庭の医学

近藤聡英(監修)

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ウルトラ図解 脳腫瘍 正しい知識と適切な治療で、前向きな生活を実現 オールカラー家庭の医学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法研
発売年月日 2024/09/14
JAN 9784867560877

ウルトラ図解 脳腫瘍

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2024/12/25

本を図書館で見かけて手に取り。 身内を脳腫瘍で亡くしており、最新の治療がどう進んでいるのか気になりました。 身内が亡くなってから14年経っており、当時と変わったと思ったところは ・悪性脳腫瘍の種類判定においてIDHという遺伝子に変異があるかどうかを調べる (当時はなかったのか、...

本を図書館で見かけて手に取り。 身内を脳腫瘍で亡くしており、最新の治療がどう進んでいるのか気になりました。 身内が亡くなってから14年経っており、当時と変わったと思ったところは ・悪性脳腫瘍の種類判定においてIDHという遺伝子に変異があるかどうかを調べる (当時はなかったのか、あるいは聞いたことがなかったです。これを調べることで治療法が大きく変わることもあるそう) ・血管の詳細情報を撮影する方法として当時なかったと思われる方法が増えている(本書に紹介されている脳血管造影検査って多分PETと呼ばれるやつかなと思うのですが、CTやMRIに加えMRAや3D-CTアンギオ検査という検査法が増えているという。より細かい血管の状態を詳細に知ることができる) ・放射線治療の方法にガンマナイフやサイバーナイフのほかに強度変調放射線治療が増えている(従来の位置に合わせる照射ではなく腫瘍の形状に合わせて照射する技術) ・薬物治療の中に分子標的治療薬というものができた(腫瘍が増える新生血管や酵素などの働きを阻害する薬。がんに対する兵糧攻め作戦) ・ウイルスを投与することで腫瘍細胞だけを攻撃させて死滅させる治療法が出来た ざっと見ただけでもこれだけ進化していました。 また腫瘍の場所によっては開頭せず鼻腔から内視鏡で手術することもあるそう(これはもしかすると当時からあったかもですが) 脳腫瘍は今でも稀と言われる病気ではありますが本書を読み、一つ今後のために気になったのは、聴神経腫瘍についてのコラム。 めまいや耳鳴り、だんだん進んでいく難聴などの症状が実は脳腫瘍の一つである聴神経腫瘍の場合があるという話でした。症状からして耳鼻咽喉科を受診することが多く、メニエール病、突発性難聴、耳硬化症などと診断されて見逃されている間に腫瘍が大きくなってしまうこともあるとか。 耳鼻咽喉科へ受診して症状が改善されなかったり、不安がある場合は一度脳神経内科など受診したほうがいいのだなと思いました。 これはあまり知られていない知識のように思うので知ることができて良かったと思います。

Posted by ブクログ

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