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私たちのおやつの時間 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2024/09/04 |
JAN | 9784299059697 |
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
国際色豊かで多様性を感じさせる連作短編集。 年代も様々な女性達のあれこれに心動かされ、美味しそうなお菓子に心奪われた。 友情、愛情はじめ人はいろんな感情をまといながら生きていることを痛感しながら読む。 つまづいたり、転んだりしながら、前に進んでるんだよな。 個人的には息子を亡くし...
国際色豊かで多様性を感じさせる連作短編集。 年代も様々な女性達のあれこれに心動かされ、美味しそうなお菓子に心奪われた。 友情、愛情はじめ人はいろんな感情をまといながら生きていることを痛感しながら読む。 つまづいたり、転んだりしながら、前に進んでるんだよな。 個人的には息子を亡くしたスミレの物語と不器用な恋人同士キリコと淳平の物語が特に印象的だった。 バヌアツのショコラ食べてみたい…
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人生の宝物になるようなお菓子。 そんなお菓子がきっと誰にでもある。 そんな気持ちになる1冊。 1つのおやつが 大切なひととの橋渡し、1歩進むきっかけ、 想いを伝える手土産など、様々な場面に 寄り添う短編集。 主に京都言葉で語られる本文は 語りかけられているようで心に入ってくる...
人生の宝物になるようなお菓子。 そんなお菓子がきっと誰にでもある。 そんな気持ちになる1冊。 1つのおやつが 大切なひととの橋渡し、1歩進むきっかけ、 想いを伝える手土産など、様々な場面に 寄り添う短編集。 主に京都言葉で語られる本文は 語りかけられているようで心に入ってくる。 中には胸が締め付けられる話しもあり、苦しくもなった。 「前に進みたくなんてない。過ぎていく時間が憎い。 ずっと後ろを振り返り、ずっと悲しんでいたい。」 この叫びは胸に迫ってきて、心の中で嗚咽した。 そんな話したちに寄り添うおやつは、ガジャルハルワ、ポルボロン、湯丸、など耳慣れないおやつばかりだったので、そのおやつにまつわる話しも興味深く読んだ。
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最初の話ではおやつがメインではなく恋愛や友情メインかなぁと思っていたが、読んでいくうちにしっかりストーリーにおやつが絡んでいて表現も丁寧に書かれていて面白かった 鶴子さんが実際にいたらお会いしたいなぁと思った 私は香夜子とモーニャの鳥のミルクが好きだなぁと思った
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