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声の在りか 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/08/23 |
JAN | 9784041147306 |
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
小学四年生の息子、晴基の母親の希和はPTAや保護者で作るLINEグループ、働き始めた学童でのこと、夫への不満をうまく言葉にできず悶々としている。その瞬間には言えず後になって言いたかったことを見つける。そうすると言えない自分がどんどん出来上がっていく。自分の中にも他人の中にも。なか...
小学四年生の息子、晴基の母親の希和はPTAや保護者で作るLINEグループ、働き始めた学童でのこと、夫への不満をうまく言葉にできず悶々としている。その瞬間には言えず後になって言いたかったことを見つける。そうすると言えない自分がどんどん出来上がっていく。自分の中にも他人の中にも。なかなかうまくいかない毎日に寄り添ってくれるように本書がある。これでいいんだとか、こうじゃなくていいんだという気づきがたくさんある。何かが解決したわけではないけれど少しずつ声を思い出し、見つけていく希和の心情がラストの晴基とのシーンに表れている。
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最近は、言葉を発する前に考えることがおおいですよね。こんなこと言ったらどうなるかなって、想像してみたりしないとね。一方で、めんどくせーって思ってる自分もいる。そのひとつひとつを、言い当てられたようなお話でした。はぁーって、ため息でます。
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自分が育った小さな町で小学四年の息子を育てる主人公希和。 息子の学校の保護者達とはあまり上手く付き合えない。 夫にも不満はあるのに声に出せない。 自分の言いたい事が言えない。 そんな中で民間の託児所で働くことになり、少し浮世離れした感じのオーナーの要と出会う。 希和の真面目で...
自分が育った小さな町で小学四年の息子を育てる主人公希和。 息子の学校の保護者達とはあまり上手く付き合えない。 夫にも不満はあるのに声に出せない。 自分の言いたい事が言えない。 そんな中で民間の託児所で働くことになり、少し浮世離れした感じのオーナーの要と出会う。 希和の真面目で正直な感じに好感が持てた。 生きづらいだろうな、とも、 潔くてカッコいいな、とも、思った。 長いものに巻かれがちな保護者同士の関係に、巻かれることなく1人でいることは容易なことではないと思うから。 思えば、子供達が小学生の時が1番大変だったような気がする。 物理的な時間は全然ないし、子供達の変化も激しい、子供同士のいざこざや、保護者同士の軋轢。。 そんな時期に「要」のような存在の人がいてくれるのは、ありがたいだろうなぁ。 その時期にこの本を読んでたら、心が軽くなったに違いない。 子育てのヒントにもなっただろうな。 もっと子供達といられる時間を噛み締めて過ごしたかもしれない。 自分の気持ちを言語化して話す、この私の苦手な分野を意識していこうと思った話でした。
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