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いわゆる「サザン」について
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 水鈴社/文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/08/21 |
JAN | 9784164010082 |
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いわゆる「サザン」について
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「我々サザンオールスターズがやるべきは、むしろ世の中の闇の部分も含め、表現することではないのか」もし時代病んでいるのなら、その気分につきあってこそ、真のポップミュージックが生まれていくはずなのだ。 ただ待っているだけで"降りてくる"ことなどない。そもそも作品作りというのは、いつもうまくいくわけじゃない。ただ、作りかけて何とかなりそうだと直感したら、「あきらめないこと」が肝心なのだという。 なんとかしようと自分を追いこむ。すると時には、「音楽の神様のおかげとしか言えない状況にも出くわす。 しかし、その神様にしても、自分が常に謙虚で居てこそ、出会えるという。 「過去と未来、どっちが色濃いものかといったら、やはりそれは未来なんだってわかった」1998ライブのあと ライブハウスで昔の曲をやれば、自然とあの頃に立ち返ることにもなった。でも同時に、自分たちのじたばたしてもしょうがない部分と、これからもつき合っていこうという意志の確認にもなった。背伸びせずにやっていこうと。 観客を飽きさせないために大切なのは、自分たちが飽きないことだ 「そもそもサザンオールスターズの歩みというのは、一本の道というより、その都度突貫工事で切り抜けてきた感じでもあった。もちろん自分たちだけではなく、周りのスタッフ、ファンの方々に、大事な局面でこそ、ひょいと抱えてもらいながらの40年だった」 ・・・実はあれがファイナルでもよかった。でも、これこそがサザンの"やめそびれた歴史"というか・・・。メンバースタッフに対しては困り顔なのに、ファンの皆さんに対しては、"待っていてください"なんてことを、つい言ってしまう こう見えても自分は、音楽人として誤解され、まっとうに評価されないことに悩んだ時期を経験している。というか、サザンの活動というのは、それに抗うための歴史だったかもしれない。ただ、歳を重ね、経験を積んだせいか、大衆が持つ"イメージ"こそが"自分たちの本質"であり、さらには"武器なのではないか"と考えられるようになった。 そういう時、原さんが相談相手になってくれたし、ぼくも彼女から相談されたし、色々と話し合ってきた。それは、"大勢の中の二人三脚"ともいえて、これが精神的に大きかった。
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20代の私が初めてサザンと出会ったのは、5歳くらいだと母はいう。東京ドームのライブに連れて行ったそう。それからも何度かライブには連れて行かれていたよう。12歳ながらに、日産スタジアムでのライブは強烈に印象に残っている。なんてクレイジーで豊かなオジバンドなのだと。それ以来、サザンの...
20代の私が初めてサザンと出会ったのは、5歳くらいだと母はいう。東京ドームのライブに連れて行ったそう。それからも何度かライブには連れて行かれていたよう。12歳ながらに、日産スタジアムでのライブは強烈に印象に残っている。なんてクレイジーで豊かなオジバンドなのだと。それ以来、サザンの曲を聴き続けている。とはいえ、2010年代なんて、もうデビューしてから30年以上が経っているわけだから、知らないことばかり。クレイジーなオジバンドが、日本の音楽史において革命を起こしたと言われるのには、よく分からなかった。タレント性や刺激的な表現が新しいものとして評価されていたのかと。それだけではなかった。ミュージシャンとして、真摯に音や表現、そして社会と向き合う姿勢を45年以上貫いていることが、まさに彼らの凄さであり、色褪せない理由なのだろう。 せめてもう一度、彼らの演奏を生で聴きたい。
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桑田佳祐本人よる著書や、音楽評論家による 楽曲の考察は色々出版されていましたが、「 サザンオールスターズ」というバンドについ ての歴史を紐解いた本は今まではなかったと 思います。 それゆえ「唯一無二のノンフィクション」と 惹句に謳われている所以でしょう。 確かに前半は「バンド...
桑田佳祐本人よる著書や、音楽評論家による 楽曲の考察は色々出版されていましたが、「 サザンオールスターズ」というバンドについ ての歴史を紐解いた本は今まではなかったと 思います。 それゆえ「唯一無二のノンフィクション」と 惹句に謳われている所以でしょう。 確かに前半は「バンドの歴史」「曲が生まれ る過程」が語られていて、新鮮な気持ちで読 むことができました。 しかし後半は楽曲の解説が多かった気がしま したね。 もうちょっと、その客が生まれたプロセスが 欲しかった気がします。 それでも、昭和平成令和を駆け抜ける唯一無 二のバンド、サザンオールスターズをもっと 身近に感じることができる一冊です。
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