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しっぽ学 光文社新書1326
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しっぽ学 光文社新書1326

東島沙弥佳(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2024/08/20
JAN 9784334104009

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商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/11/12

人間が失った尻尾、そしてその尻尾と人間の関係について自分の興味に従ってどこまでも追い求める著者の半自伝的しっぽ学入門。もちろん紹介されている尻尾自体についての知見も非常に興味深いのだが、学部・学科の垣根を次々と跳び越えて自分の知りたいことを研究していく著者のバイタリティに感心する...

人間が失った尻尾、そしてその尻尾と人間の関係について自分の興味に従ってどこまでも追い求める著者の半自伝的しっぽ学入門。もちろん紹介されている尻尾自体についての知見も非常に興味深いのだが、学部・学科の垣根を次々と跳び越えて自分の知りたいことを研究していく著者のバイタリティに感心する。一つのことを深く掘り下げていく研究ももちろん大事だが、こういう学際的な研究者にもアカデミズムの中できちんと予算が割り振られることに意味があると思うのだが。

Posted by ブクログ

2024/10/26

文系、理系の垣根を超えた研究。筆者の専門しっぽ学。人間がしっぽを無くした理由の考察や骨の形状からしっぽの長さを考察したり。また世界に多くあるしっぽを失くす民話など。 筆者の試行錯誤していく課程が多く描かれるところが独自の魅力。

Posted by ブクログ

2024/10/21

ヒトが尻尾を失ったのはヒトが二足歩行に移行したためだ、という説は根拠がないそうだ。それを解明することが筆者の研究の大目的だが、なかなかこれといった仮説にはいたっていないらしい。この本はそんな筆者の学問遍歴を綴ったもので、学問知識の詰まった重厚な新書を最近は多く読んでいたので、この...

ヒトが尻尾を失ったのはヒトが二足歩行に移行したためだ、という説は根拠がないそうだ。それを解明することが筆者の研究の大目的だが、なかなかこれといった仮説にはいたっていないらしい。この本はそんな筆者の学問遍歴を綴ったもので、学問知識の詰まった重厚な新書を最近は多く読んでいたので、このような現在進行形の内容も新書らしく思えた。 ヒトの尻尾の謎の解明に期待。

Posted by ブクログ

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