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天国映画館
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清水晴木(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/08/20
JAN 9784120058196

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商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2025/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死役所の天国版とでもいおうか。 いい話だけど、なまぬるくて、うすっぺらく、さむ、と思ってしまう、私の性格の悪さよ。読み手によってはとてもあたたかい本になりうる。他人の人生は自分の人生をうつす。本も同じです。 人生はよく映画にたとえられる。最後まで何が起こるかわからない、だから楽しい。それを本にしちゃったもの。 ストーリーとしては何の変哲もなく見どころがなくても、素敵なワンシーンがあるだけで、いい映画だ、というのが刺さった。ワンシーンを支えているのは日常だ。鈴木さんという普通のひとが毎日通勤電車に揺られている日常がなかったら、突然逆方向の電車に乗って海に行く非日常はいいワンシーンにはならない。つまらない日常の尊さよ。 病気の大和くんの現世を鈴木さんに見せたいというのは、なんか気持ち悪い。大和くんの尊厳を傷つけてる。こんな不幸な人もいるぞ、平凡な日常は幸せなんだぞ、とでもいいたいのか。勝手に病人を不幸だと決めつけないでくれ。勝手に踏み台にするな。余計なお世話だ。 最後の主人公が実は生きていたというくだりは、生きてさえいれば希望があり、いい映画にできる、ということだろうか。 小説内で紹介されていた映画は見てみたい、ニューシネマパラダイス、シチリア!小津安二郎とか。東京物語、 支配人の秋田の現世が気になる。

Posted by ブクログ

2024/12/15

◯比較的ボリュームは薄めだけど映画好きとしては刺さった部分もあった ●ストーリー自体は表題の通り天国にある映画館で故人の人生を上映し2度目の旅立ちを行うというシンプルなものです。世にも奇妙な物語でありそうな話だなと読む前に思ってしまったw この作品で気に入った部分が「特別な」人...

◯比較的ボリュームは薄めだけど映画好きとしては刺さった部分もあった ●ストーリー自体は表題の通り天国にある映画館で故人の人生を上映し2度目の旅立ちを行うというシンプルなものです。世にも奇妙な物語でありそうな話だなと読む前に思ってしまったw この作品で気に入った部分が「特別な」人生を歩んでいる人が「いない」点につきます!確かにドラマでありそうな人生を歩んだ人もいるにはいましたけど,極端にゲームの主人公みたいな歩みを進んだ人いないんですよね。等身大の人間が等身大の人生を上映する…その一種の儚さ・小さな幸せそれを噛み締めるその展開が面白かった。 ●主人公は記憶喪失状態で天国にきた成人男性なんですが,その伏線回収が予想を超えたものでした。あえての変化球展開で良い意味で驚きがあり満足感が上がった。天国にいるからといっても人生をハッピーエンドで終わった人が少ない点を踏まえつつ読むのが面白い作品でした。

Posted by ブクログ

2024/12/14

死と人生について考えさせられた。とても平易な文章でわかりやすく、章ごとにいろんな人の人生が描かれる。短いけれど余韻を残していく。この立て付けなら続編ができそうな予感がする。

Posted by ブクログ