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助太刀稼業(二) もどき友成 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/08/06 |
JAN | 9784167922559 |
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助太刀稼業(二)
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商品レビュー
2.5
5件のお客様レビュー
ちょっと酷いな~江戸で脇差しを鑑定してもらうともどきだと言われながら、刀剣商・備前屋の大番頭と懇意になり、助太刀稼業を再開し、道場に通って腕を磨く。娘が誘拐されたり、大名から一万八千両を取り戻したり~「喫水が上がる」というのは違和感ありあり、喫水が深くなるとか、喫水線(面)が上が...
ちょっと酷いな~江戸で脇差しを鑑定してもらうともどきだと言われながら、刀剣商・備前屋の大番頭と懇意になり、助太刀稼業を再開し、道場に通って腕を磨く。娘が誘拐されたり、大名から一万八千両を取り戻したり~「喫水が上がる」というのは違和感ありあり、喫水が深くなるとか、喫水線(面)が上がると言えばいいのに。助八郎の「助八郎、それがしを厠へ連れて参れ」(p177)は酷くない?書いたまんま本にしてるんだろうね。雑すぎて嫌になりますよ。佐伯先生!
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小藩の三男坊、伝来の刀を盗み逃亡しているらしい (1巻未読)アホで魅力のない助八郎に振り回される 主人公はテンプレですが人品卑しからず剣の達人 何時もの様に界隈の大物に見込まれ、気ちがいじみた 動機で悪事を働く場面に出くわし、解決なのか微妙な 落としどころで次の大物が・・・佐伯先生は老耄だな
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佐伯泰英「助太刀家業(ニ) もどき友成」(2024年8月文庫本書き下ろし) 一巻で助太刀家業をしながら武者修行の旅で豊後国(九州の大分あたり)から大坂、京へと渡った神石嘉一郎は目指した江戸を前にして小田原の直心影流長沼道場で稽古をする。滞在を請われたが何か応対が気に掛かったので辞去し、江戸へ向かうと川崎宿で毛利助八郎が待ち構えていた。何と安易な再会である。もっと劇的な再会を想像していたので肩透かしな感じで、自分勝手で横柄な立ち振舞いも変わっていない。 もうこの御仁との関わりには感動的なことは期待出来ないと判り、嘉一郎の前から完全に消えて貰って結構と思いながら読んでいくことにしたのだが、その助八郎を打ちのめすことが起こる。 佐伯藩毛利家から持ち出した銘刀“古備前友成”が偽物であることが、刀剣商「備前屋」の大番頭(国蔵)の鑑定で明らかにされたのだ。 そして助八郎と共に嘉一郎が「備前屋」と関わったことで“助太刀家業”に拍車がかかることになる。「備前屋」の裏稼業が“金貸し”であったためだ。すなわち国蔵の“貸し金取り立て”に嘉一郎の“助太刀家業“が大きく寄与していくことにになる。 それにしても借りた金を返さない御仁が次から次へと登場することに先ず呆れるが、いずれも腕の立つ用心棒を抱えており、勿論全て嘉一郎は難なく倒して何千両という大金を「備前屋」は簡単に取り返すことができてしまうのも気持ちいいを通り越して呆れてしまう。ちょっとリアル感がない。しかも嘉一郎の前任の「備前屋」の用心棒達が何人も死去していて、それで「備前屋」の稼業が続いているのも何か変な気がする。 因みに嘉一郎の「備前屋」の“助太刀家業”で「備前屋」が貸金の取立てでの金額は3件で20,924両になる。 1件目は『赤坂氷川明神社』、30年前に社殿建替えた折りの「備前屋」の貸金が574両。嘉一郎の立ち会う相手は明神社の権禰宜(正代祐禎)が雇った刃と柄が同じ長さの長巻を操る武芸者(大沼湛斎)だったが、稲妻が長巻に落雷しあっけなく死去する。嘉一郎の報酬額は29両。 2件目は『弔い屋/椙田伝兵衛』、8年前に平賀喜藏から借り受けた2350両の回収を平賀喜藏から請け負った「備前屋」、伝兵衛が雇った鞭を操る願人尼(文乃)を峰打ちで倒す。嘉一郎の報酬額は117両2分。 3件目は『丹後宮津藩 松平家江戸家老 佐久間万葉』、佐久間万葉がある目的の為に「備前屋」から借入した18000両、万葉は浪人や柳生新陰流の剣客を雇って国蔵や嘉一郎を殺して証文を奪おうとするが、ことごとく嘉一郎の剣の前に屈服し、「備前屋」は18000両全額の回収に成功する。嘉一郎の報酬額不明。 しかし嘉一郎は報酬を受け取らないのだが、「備前屋」国蔵は預り金として記し、いつでも使える資金として嘉一郎も承諾している。 助太刀家業が板について来た嘉一郎、1820年10月に豊後国佐伯藩を脱藩してから3年が経ち、もう1823年の春先になっているらしい。毛利助八郎と下野江睦がどうなったのか、またもやわからない。 嘉一郎の道場や助太刀家業での剣客としての並外れた強さに感動さえ覚えるが、この時代助太刀家業というのは許されたのだろうか、許可なく果たし合いで人を斬ってもよかったのだろうかと疑問を持っていたが、今回は斬らずに倒したので、助太刀家業はこういう方向なのかなと勝手に思ってしまった。 どちらにしても金のための用心棒であることに変わりなく、これでいいのかなとちょっと考えてしまう。並外れた剣術の強さが更に磨かれ、嘉一郎が目指した武者修行の目的を達成することを願わずにはいられない。
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