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フェイクフィクション 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/08/21 |
JAN | 9784087446791 |
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りた本。またやってしまった。過去に読んだことある作品だった。かなり忘れていたのでまた楽しめたけれど、買わなくて良かった。 誉田哲也氏の作品は好きなので、よく読んでいる。今回も面白かった。五つ星に近い四つ星。 舞台は主に警察署、宗教法人、餡子(あんこ)工場で動いていく。警察と宗教法人はともかく、餡子工場が異質。(笑) 食べてみたくなる餡子だったけれど、完全な空想だよね。残念。w さて、上には宗教法人と書いたけれど、具体的には新興宗教。オウム真理教や統一教会などを筆頭に、新興宗教に対する最近のイメージは極めて悪い。フェイクフィクション以外にも、最近読んだ小説におかしな新興宗教を題材にした小説を読んだ気がする。小説家としては良き題材?共通して、悪役となる。真面目な新興宗教家(←いるのか分からないけど)はいい迷惑だろうな。世界の大きな宗教も、特に一神教はこのところ戦争やら揉め事の問題にばかりなっていて、あまりいいイメージでは無いけれども。 この小説では、登場する新興宗教はある意味乗っ取られて、極めて悪い方向へと進む。その新興宗教の被害者による復讐劇が物語の根本ストーリー。その中で餡子工場の2人がちょっとほっとするサイドストーリーといったところ。刑事の中にも実は被害者の1人がいるのだが、途中までどの立ち位置なのかがわからないように描かれている。ちょっとドキドキしながら読んだ。 最後は無事悪役を一応やっつけはするのだが、不法侵入をはじめ解決に至るまでに違法行為も含まれる。手続法的にはどうなのだろう、という部分あり。
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誉田さんの描く緊迫感を久々に堪能しました。いきなり首から上がスッパリとない遺棄の仕方は猟奇の域の幕開けでした。凶悪な人達なのに何故か正義感を感じる雰囲気も著者の特徴でしょうか。 常軌とはかけ離れた教団は、弁護士を襲ったり、薬を使って××したり、色々で癒着をしたり。狂気の沙汰の...
誉田さんの描く緊迫感を久々に堪能しました。いきなり首から上がスッパリとない遺棄の仕方は猟奇の域の幕開けでした。凶悪な人達なのに何故か正義感を感じる雰囲気も著者の特徴でしょうか。 常軌とはかけ離れた教団は、弁護士を襲ったり、薬を使って××したり、色々で癒着をしたり。狂気の沙汰のオンパレードだった。信じる者がすくわれるとは、金銭や頭脳や平穏な生活を根こそぎ失うことだ。一握りの幹部の私利私欲のために洗脳された信者は悪行を善と誤解し多くの命を犠牲にする。 格闘の場面はつい顔を逸らしてしまう程の残虐さがあった。弱くても強かな女子は勇敢な戦士として大活躍。大陸の戦地ではそんな状況が増えていると聞く。短絡的な悪人を手懐けて最後に勝つのは弱き勇者なのは読後感が良い。
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