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ひきなみ 角川文庫
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ひきなみ 角川文庫

千早茜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/07/25
JAN 9784041147283

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商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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2025/02/02

身近な人たちやこれまでの自分自身の価値観によって作られた「今あるべき姿」を自分に見出すけれど、その姿と乖離している「今」に嫌気がさす。 現実に身の回りに起きていることをまっさらな目で見ることは難しい。人から借りたフィルターを通して見たものが全てであると錯覚する自分でいたくない。

Posted by ブクログ

2025/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性だから、という理由で下座で、食べ物や飲み物を運んだりしなくちゃいけないような、そういう「島」的価値観、読んでてうんざりする。 そしてそれは島を出ても、現代にもあって絶望してしまう。 職場の飲み会なんかで女性陣が甲斐甲斐しく大皿からおかずを取り分けたり、総合職に女性が一人だったり、セクハラ・マタハラを逆手に取った女性へのハラスメントがあったり、、、と。 それが、本書には痛々しいほどに書いてあって辛い。 私は女で、女であることが理由で何かを脅かされたことは今のとこない。 あるいは、女だからやらないといけない、やるのが当たり前、とされてきたことであっても、それに自身が納得できないことはしなかったし、これからもするつもりもない。 そうしてると、性別で振られた役割の価値を重視する人達との社会的繋がりが、結果的にめちゃくちゃ希薄になってた。 さらには、自分の鈍感さもある。 幸福だと思う。 女性であること、で片付けられてきたことを受け取らざるを得なかった女性達を思うと辛いけど、それが実感を伴わなかったな。 それぞれの引き波があって、それはでも、いつか溶けて、海でひとつになる。 だから葉と真以の引き波も、時を経て混じり合うことができたのかな。 読後は少し未来を感じられるけど、重い話しだったな。

Posted by ブクログ

2025/01/09

主な登場人物は2人だが、2人の周りの人々のことも詳しく説明がなくても情景が伝わってくるお話だった。最後の葉の姿に私も勇気をもらえました。

Posted by ブクログ