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野生生物は「やさしさ」だけで守れるか? 命と向きあう現場から 岩波ジュニア新書988
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2024/07/22 |
| JAN | 9784005009886 |
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野生生物は「やさしさ」だけで守れるか?
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
人間が自然をどうこうしていい訳がないが、壊したものを元に戻すのもそれはそれでエゴなような気もする。ずっと真摯に考え向き合わなくてはいけない問題。
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駆除される生き物がかわいそうと思うだけでは生態系は守れない。駆除する側の苦悩もある。 とても難しい問題に向き合った本。
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以前に『月刊たくさんのふしぎ となりにすんでるクマのこと』という雑誌で軽井沢町での野生のクマと上手く生きていくための施策やクマの生態について学んだけれども、本書はその拡張版というか、更にもっと色々な視点から野生生物との共生のしかたを考えようよ、といった趣旨の内容。 5章にわたる...
以前に『月刊たくさんのふしぎ となりにすんでるクマのこと』という雑誌で軽井沢町での野生のクマと上手く生きていくための施策やクマの生態について学んだけれども、本書はその拡張版というか、更にもっと色々な視点から野生生物との共生のしかたを考えようよ、といった趣旨の内容。 5章にわたるケーススタディを通して、最終的には《命に向き合う責任》を考えるに至る。 結構ハッとさせられるのではないかと思うのだが、野生生物って動物だけに限らず植物や昆虫も当然ながら含まれる訳だけども、そこは意外と盲点となってはいないだろうか。大きなニュースでは動物による事故や駆除のことが扱われがちなのである種仕方ないとも思うのだけど、動物のことは駆除したら可哀想、誰か引き取ってあげて、と思える人も草木や虫の事となると途端に興味を失ってしまうというか。 このあたりは《第2章》をメインに触れられているが、「本来「生きもの(生物)」には動物も植物も含まれるし、「動物」には哺乳類だけではなく、昆虫やミミズといった生きものも含まれます。」(p73)という視点は改めて持ち合わせたいところ。 「外来種」についても正しい知識を身に付けたい。「外来種=駆除するもの」あるいは「殺してもよい生きもの」(いずれもp56)という認識を持ってはいないだろうか。「価値のある命と、無価値な命があるかのような考え方」(p60)を知らず知らずのうちに身に付けていないだろうか。駆除活動を専門にされている方ですら悩みながらやっておられることなので、素人が横から口出しすればそれは摩擦を生むに決まっている。 ちなみに外来種とは「もともとその地域にいなかった生物で、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた生物」(p87)を指すので、「外国から来た生きもの」という認識は誤り。かつ、とりわけ既存の生態系に悪影響を及ぼす種は「侵略的外来種」(p89)となるので区別することも重要。つまり外来種だからみんながみんな有害、というわけではないということ。 総括すれば、生きもののニュースに関心があるのであれば多少なり自分で調べて現状を知る事・考える事が重要ということ。 よく知りもせずにその場の感情やお気持ちで、真剣に取り組んでいる方々に文句をつけるのは全くもって間違いなのでその辺りはしっかり自分の子どもには伝えたい。 身近なところでは保護猫・地域猫活動に関する話題だろうか。これも根が深いよね。 取材班の生物愛や想いのたけが伝わってくる内容。 装丁も素晴らしい。良かった。 1刷 2025.7.27
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