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がんの真実 『患者よ、がんと闘うな』の真相を探る
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がんの真実 『患者よ、がんと闘うな』の真相を探る

大橋眞(著者)

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がんの真実 『患者よ、がんと闘うな』の真相を探る

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 共栄書房
発売年月日 2024/07/22
JAN 9784763411198

がんの真実

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2025/09/15

本書は学術論争を取り扱う内容で、『土偶を読む』に構造が近い。といっても〝土偶論争“を読んでいないと伝わらないと思うので、共通点を書く。それは「通説への挑戦」という事である。 どんな挑戦かはタイトルの通りだが、がん対策の通説に対して、『患者よ、がんと闘うな』の著者である近藤誠医師...

本書は学術論争を取り扱う内容で、『土偶を読む』に構造が近い。といっても〝土偶論争“を読んでいないと伝わらないと思うので、共通点を書く。それは「通説への挑戦」という事である。 どんな挑戦かはタイトルの通りだが、がん対策の通説に対して、『患者よ、がんと闘うな』の著者である近藤誠医師の主張を援護するのが本書。尚、近藤誠は既になくなり、私はこの主張を肯定的に受け止めていない事を先に述べたい。 論点は何か。かなり噛み砕くと、「がんといっても、それが転移したり増殖するかは不明であり、リスクがあるからと過剰な検査や治療をするのは却って身体にダメージを与える。検診で腫瘍がんもどきを発見して治療をするな」という事。 確かにそうなのだろう。だが、早期発見と早期治療で救われる悪性の可能性があるから、検査や治療が必要なのだ。局所的な正論が全てに当てはまるかのような誤解を呼び、更に馴染みやすいネーミングまで駆使して、ゼロ百の結論を持ち込むのは、情報非対称で判断が難しい患者側に対する発信として、極めて危険である。 問題提起のために多少オーバーなやり口を取ったのだとしたら、更に悪手である。印象ばかりが一人歩きするではないか。土偶の解釈を巡る喧嘩とは異なり、命がかかっているのだから。 ー 転移性が証明されない限り、腫瘍は格段に恐れるようなものではなく、現実的に対応すれば良いのです。腫瘍細胞が将来他の臓器に転移する証拠はありません。遺伝子の傷により無限増殖性という性質を獲得するのであれば、実際に遺伝子に傷をつけた単体の細胞が、体内において無限増殖性により腫瘍を形成することを証明する必要があります。そうでなければ、遺伝子の傷と無限増殖性との因果関係の証明は不可能です。実際には、単体の細胞を体内に移植して無限増殖性を証明することも不可能です。 ー 実際には、転移性のあるがん細胞が存在するという科学的な証明方法は存在しません。したがって、近藤理論の「本物のがん」の存在証明はないということになります。そのため、現在までにがん検診で見つけていたものは、すべてが「がんもどき」であると考えられます。 言いたい事も分かるし、必要な議論でもある。だが、医療者ではない一般人は、これを見てどうすれば良いのだろうか。早期発見が完治寛解に繋がる事例をどう否定できるというのか。 補遺 ・「単一細胞を体内に移植して腫瘍を作る実験ができない=転移性が証明されない」という論理は、実際のがん生物学の標準的理解からは外れ、動物実験では転移能を持つ細胞株やマウスモデルで証明済み。ヒトの臨床病理でも転移性の挙動は観察されている。 ・近藤氏は「“本物のがん”の存在証明がない」と強調したが、これは科学界では少数派で、むしろ定説は「転移能を持つ腫瘍細胞は存在する」という立場。つまり「論争がある」というより「近藤氏が既存の証拠をどう解釈したか」という問題に近い。

Posted by ブクログ

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