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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814
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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814

藪本勝治(著者)

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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/07/22
JAN 9784121028143

吾妻鏡

¥825

商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/09/24

素晴らしい一冊

鎌倉専門に扱うそこらへんのインチキ学者本郷などより、全然まともな学論をもって実証した。

tk

2024/11/11

鎌倉時代にはあまり興味がなかったのですが。この本で吾妻鏡は面白いと教えてもらいました。読みながら「賢者は歴史に学ぶ」が頭をよぎり、「歴史は勝者によって描かれる」ことを再認識しながら、「盛らない話はつまらない」と腑に落ちました。つまらない歴史ストーリーは語り継がれず残らない…敗者の...

鎌倉時代にはあまり興味がなかったのですが。この本で吾妻鏡は面白いと教えてもらいました。読みながら「賢者は歴史に学ぶ」が頭をよぎり、「歴史は勝者によって描かれる」ことを再認識しながら、「盛らない話はつまらない」と腑に落ちました。つまらない歴史ストーリーは語り継がれず残らない…敗者の歴史も残らない…偏った歴史から学ぶことになる…でも面白いからそれは良い。ただ、虚実あるフィクションだと頭の片隅に!

Posted by ブクログ

2024/11/06

「歴史とは過去の事実の羅列ではない。事実同士があるいは虚構を交えつつ関係づけられ、一定の意味を与えられ、ストーリー性を付与されて初めて歴史となる」 論争の絶えないテーマであるが、研究室の片隅で認定される事実だけが歴史であるなら、それにどれほどの意味があるのだろうとの疑問も拭えな...

「歴史とは過去の事実の羅列ではない。事実同士があるいは虚構を交えつつ関係づけられ、一定の意味を与えられ、ストーリー性を付与されて初めて歴史となる」 論争の絶えないテーマであるが、研究室の片隅で認定される事実だけが歴史であるなら、それにどれほどの意味があるのだろうとの疑問も拭えない。本書では非常に成功した歴史書である「吾妻鏡」が次々と起こる事件に付与したストーリーの意味とは何か、誰を顕彰し誰を貶めねばならなかったか、一つ一つの記述に切り込みながら解き明かされる。

Posted by ブクログ

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