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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814
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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814

藪本勝治(著者)

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吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実 中公新書2814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/07/22
JAN 9784121028143

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商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2024/09/24

素晴らしい一冊

鎌倉専門に扱うそこらへんのインチキ学者本郷などより、全然まともな学論をもって実証した。

tk

2024/09/29

鎌倉幕府の「正史」『吾妻鏡』の編纂と叙述に潜む意図と 事実の改変、虚構等を詳細に考察し、検証する。 ・はじめに 序章 『吾妻鏡』とは何か 第1章 頼朝挙兵――忠臣たちの物語と北条氏の優越 第2章 平家追討――頼朝の版図拡大と利用される敗者たち 第3章 奥州合戦――幕府体制の確立を...

鎌倉幕府の「正史」『吾妻鏡』の編纂と叙述に潜む意図と 事実の改変、虚構等を詳細に考察し、検証する。 ・はじめに 序章 『吾妻鏡』とは何か 第1章 頼朝挙兵――忠臣たちの物語と北条氏の優越 第2章 平家追討――頼朝の版図拡大と利用される敗者たち 第3章 奥州合戦――幕府体制の確立を語る軍記物語 コラム 空白の三年間 第4章 比企氏の乱――悪王頼家の退場と逆臣の排斥という虚構 第5章 和田合戦――頼朝の政道を継ぐ実朝と北条泰時 第6章 実朝暗殺――源氏将軍断絶と得宗家を導く神意 第7章 承久の乱――執権政治の起源を語る軍記物語 第8章 宝治合戦――北条時頼による得宗専制の開始 終章 歴史像の構築 ・あとがき、参考文献一覧、関連略年表 鎌倉幕府の正式な記録であり、歴史的叙述である『吾妻鏡』。 だが「六代勝事記」や「愚管抄」「玉葉」「明月記」など、 当時の日記や記録と照らし合わせると、齟齬が見つかる。 『吾妻鏡』と呼ばれたのは1370年代以降。 当時の執権・北条貞時の世であり、彼が中心となって、 編纂に直接関わった者たちが保持していた所蔵文書や記録、 家伝的史料、入手できる「平家物語」等の本を利用して、 作り上げられたと思われる。しかも作為的な編集や虚構、 不都合な事実は省筆し、神仏と天変地異の作用も入れる。 そう、頼朝の政権と源氏将軍家から後継である北条得宗の 立場を正当化するための編纂が行われた正史なのだ。 『現代語訳 吾妻鏡』吉川弘文館を読了しているので、 『吾妻鏡』への疑問に答えてくれる内容のこの本は とても面白かったです。 奥州合戦や比企氏の乱、和田合戦、承久の乱、宝治合戦等の 軍記物語に潜む虚構。死人に口無しな感じで悪玉にされた 人物たちの検証は、なかなか興味深いものでした。 記録だらけの終盤や宗尊親王の帰洛で正史が終わる理由は、 それから35年経過の編纂時期に、利害関係者が多く存命していた かららしい。元寇や霜月騒動、平禅門の乱とかあるからね。

Posted by ブクログ

2024/09/24

”はじめに”から抜粋 『吾妻鏡』を信じずべき「記録」の枠から解放し、事後の視点から振り返って歴史を叙述する一種の「物語」として読み直していきたい。 なるほど。 2代将軍頼家の悪王化は当然?として3代実朝も悪王化されているという指摘が興味深かった。 徳を失った源氏将軍から有徳の...

”はじめに”から抜粋 『吾妻鏡』を信じずべき「記録」の枠から解放し、事後の視点から振り返って歴史を叙述する一種の「物語」として読み直していきたい。 なるほど。 2代将軍頼家の悪王化は当然?として3代実朝も悪王化されているという指摘が興味深かった。 徳を失った源氏将軍から有徳の泰時~得宗家と言う流れ。 面白かった! 先日読んだ同じく中公新書「日ソ戦争」に続いて久々に読んだ新書2冊が大当たり!

Posted by ブクログ

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