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サンショウウオの四十九日
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サンショウウオの四十九日

朝比奈秋(著者)

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サンショウウオの四十九日

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/07/12
JAN 9784103557319

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商品レビュー

3.3

188件のお客様レビュー

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2025/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さらっと読めるけれど、内容は超マイノリティなテーマで難しい。 瞬の存在が時々死にかけるのは、なんでだろう。 人間の体は、骨格や神経が支配しているように見えるけれど、神経を繋ぐ神経伝達物質とか血中を流れるホルモンとかがコントロールしていると考えると、体が繋がっていれば必然と意識の融合は起こるだろうな。 繋がってしまった相手が超絶嫌いな性格していたら、地獄だな。 そうでなければ、孤独と無縁な人生を送れるかもしれない。 でも、やっぱりそんな単純なテーマじゃないから、私には難解だ。 お父さんがおっちょこちょいで面白い。

Posted by ブクログ

2025/01/19

これは杏が考えてる?それとも瞬?と読んでいてわからなくなる部分がありました。自分自身でも過去の記憶なのか夢で見たことなのか、ふとわからなくなることがあって、それと似てる〜って思いました。自分の中にもう1人の自分がいる感覚とも似てるかも。自分が考えている自分というものと正反対の部分...

これは杏が考えてる?それとも瞬?と読んでいてわからなくなる部分がありました。自分自身でも過去の記憶なのか夢で見たことなのか、ふとわからなくなることがあって、それと似てる〜って思いました。自分の中にもう1人の自分がいる感覚とも似てるかも。自分が考えている自分というものと正反対の部分は否定したくなるけど、それも自分の一部なのかも。とちょっと難しかったけど、面白いなぁと思いました。

Posted by ブクログ

2025/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前々からこの本の表紙は書店で異彩を放っていた。Tomoyukiさんのレビューを読んで、そのオススメ具合に即購入。 ある一定の年齢以上の方ならご存知でしょうか?ベトちゃんドクちゃん。 現役医師である著者が結合双生児である姉妹、杏と瞬の関係性の描写を通じて、''意識は脳も含めた全ての臓器から独立している''や''死は主観的に体感することのできない客観的な事実である''といった哲学的な問いの解を探っている。 最終盤のくだり、「どの骨壷もそこでは内臓の一つにすぎない〜」を読んで、科学でも解明されていない「意識」は宇宙のはじまりから生まれた塵のほんの数十年の間だけ人間に与えられた神秘的な力なんだろう。東洋哲学を感じた。 そうそう、杏と瞬の叔父勝彦の身体の中に宿って生まれた父若彦の自由な振る舞いによって、ストーリー全体が重くなりすぎず、その緩さが良い味を出していた。

Posted by ブクログ