商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/07/12 |
| JAN | 9784103557319 |
- 書籍
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サンショウウオの四十九日
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サンショウウオの四十九日
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商品レビュー
3.3
334件のお客様レビュー
20260602読了。 体を共有する、ひとつのものとしてつながっている双子の姉妹の話。 伯父から生まれた父の体がそとがわへ出てきて遡りで出生届を出す話、ほんとうにこんなことがある?あるわけない?なのにどうしてあるって思ってしまう?なぜこんなに説得力がある? とたくさんの疑問符をあ...
20260602読了。 体を共有する、ひとつのものとしてつながっている双子の姉妹の話。 伯父から生まれた父の体がそとがわへ出てきて遡りで出生届を出す話、ほんとうにこんなことがある?あるわけない?なのにどうしてあるって思ってしまう?なぜこんなに説得力がある? とたくさんの疑問符をあたまにいっぱい浮かべながら読んだ。 あとはただ、読んで面白いふわふわ感に支配されて、うまく感想が書けない。 瞬が、じぶんが死んだと感じるところ、意識が体の上までのぼっていってそこからも消えてなくなりそうなところがいちばんお気に入りの場面。 はじめの5年間、発見されていなかった存在が、こんどはまったくなくなる、という虚無感が想像できなくて、ひとりになった杏がどう生きるのかというのもまったくイメージできなくて、そこまでじぶんの思考が引き摺り出されて知らない場所まで連れてこられたような状況がとても面白かった。 ああ、もっと面白い小説を読みたい(『あなたの燃える左手で』買いました)。
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もし自分の体に二つの意識が存在したならば。 それは二重人格でもなく双子として実証し、精神と身体的感覚と意識を自分だけのものとせず共通させて生きていくこと、それは可能なのか。 片方が辛い時は共有して片方が眠ってる時は1人の世界にいられて。 夢の世界も考えてることも共有できるって、...
もし自分の体に二つの意識が存在したならば。 それは二重人格でもなく双子として実証し、精神と身体的感覚と意識を自分だけのものとせず共通させて生きていくこと、それは可能なのか。 片方が辛い時は共有して片方が眠ってる時は1人の世界にいられて。 夢の世界も考えてることも共有できるって、どんな感覚なんだろう。 どんな姿でも個人の存在をひとりひとり尊重できる世界になれば生きにくい人も生きやすいよな。
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面白かった。意識と身体性だったり抽象的なものを取り扱うあたり、没入しないと中々難しいモチーフではあるけどそれが楽しい、これぞ芥川賞というような読書体験。 正解のない自分の輪郭を他者や社会を使ってなんとか形作ろうとする人間の根源的な奮闘や葛藤を結合双生児という切り口で描いているのが...
面白かった。意識と身体性だったり抽象的なものを取り扱うあたり、没入しないと中々難しいモチーフではあるけどそれが楽しい、これぞ芥川賞というような読書体験。 正解のない自分の輪郭を他者や社会を使ってなんとか形作ろうとする人間の根源的な奮闘や葛藤を結合双生児という切り口で描いているのが新鮮で、読み手の価値観を揺さぶる話だった。人との境界と繋がり、自己の確立と承認欲求、生と死などの現代的かつ普遍的なテーマを改めて問い直させられる。 人工物はもちろんのこと、生き物も種の繁栄ていう目的として本質が先にあるんだけど人間は自分を対象化できるから種の繁栄以外の選択肢もたくさんあって、だから実存は本質に先立つんだなあ とサルトルの主張を改めて思い出して納得し直したりした。ある意味で人間讃歌的な話なのかも?人間の定義にも言及していくところも面白い
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