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日月潭の朱い花
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日月潭の朱い花

青波杏(著者)

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日月潭の朱い花

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/07/05
JAN 9784087718676

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商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2025/12/07

軽く読めない内容で他人には分からない傷や感情を分かって欲しいけど伝わらない思いや同じ出来事を見ているのに感じ方が違って相手が重要に受け止めてないと知ると上っ面だけ心配しているのか?と疑心暗鬼になる。感じ方が違うと無理に正そうとする自分には心に刺さりそして相手を傷つけていたのかも知...

軽く読めない内容で他人には分からない傷や感情を分かって欲しいけど伝わらない思いや同じ出来事を見ているのに感じ方が違って相手が重要に受け止めてないと知ると上っ面だけ心配しているのか?と疑心暗鬼になる。感じ方が違うと無理に正そうとする自分には心に刺さりそして相手を傷つけていたのかも知れない。 早く結論を出したい自分はゆっくり考える能力がないのでこのゆったりとした感情の流れはうらやましい。と思うのも許されないのかも。

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2025/11/23

 『楊花の歌』で小説すばる新人賞を受賞した著者の2作目。こんどは2013年の台北を舞台に、25歳の日本人女性と23歳の在日コリアンの女性とが、古道具屋で見つけたトランクに隠されていた女学生の日記を手がかりに、1941年の台中と日月潭で起きた本島人女性の殺人事件と日本人少女の溺死事...

 『楊花の歌』で小説すばる新人賞を受賞した著者の2作目。こんどは2013年の台北を舞台に、25歳の日本人女性と23歳の在日コリアンの女性とが、古道具屋で見つけたトランクに隠されていた女学生の日記を手がかりに、1941年の台中と日月潭で起きた本島人女性の殺人事件と日本人少女の溺死事件の謎に迫るというストーリー。小説の鍵となる場面で淡水の老街や紅毛城が舞台に取られていて、つい懐かしくなってしまった。  いささか教科書的な記述や展開が気になったけれど、それでも、現代の日本語の読者に帝国日本の支配と植民地主義の暴力、とくに女性に対するそれを主題化しようとする志の高さは特筆したい。2010年代のサチコとジュリの関係性に、1940年代の秋子とイスルのそれが重ねられ、それぞれの生/性が肯定されるという設定の意図は理解できた。だが、そのぶん、男たちの声は書き込まれなくなった。シスターフッドの絆を物語化することと、それを見ていたかもしれない男たちの生や思いを書き込むこととは、決して矛盾しないとは思うのだけれど。

Posted by ブクログ

2025/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 衝撃の事実に驚いた。ミステリー仕立てで、足跡を追った末に知らなかった世界や感情が立ち上がってくるのが良かった。  最後のKからの手紙には自分のことを知ってほしいと思う気持ちと、背景の違いからどうしても届かない悲しさともどかしさが綴られており苦しくなった。また、Kに自分を重ね合わせたジュリにとっては、秋子の足跡を追うことは過去を探すことではなく、自己を見つめることでもあったのだろう。  積み重ねられてきた歴史の表層しか知らず、その裏で歴史に残らなかった一人一人がどんな思いをしてきたかは当事者でなければきっと完全にはわからない。自国が他国にしてきたことを直視せず、つい都合の良いところだけを見てしまう。その無自覚さが誰かを傷つけているかもしれない。  近づくことであなたのことを傷つけるのは怖い。それでもあなたのことを知りたい、あなたと一緒にいたいと手を取る姿は温かく力強いと感じた。  デビュー作に続いて本作も素晴らしかった。

Posted by ブクログ