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貴女。 百合小説アンソロジー
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貴女。 百合小説アンソロジー

アンソロジー(著者), 青崎有吾(著者), 織守きょうや(著者), 木爾チレン(著者), 斜線堂有紀(著者), 武田綾乃(著者), 円居挽(著者)

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貴女。 百合小説アンソロジー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2024/06/27
JAN 9784408538570

貴女。

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2024/08/03

本の帯に書いてある通りです。自由で自然 サスペンス、歴史物、アイドルもの等内容も様々で、文体も個性的です。アンソロジーでは珍しく、後で思い出せない作品がありません。 編集者の作戦であろう、可愛いピンクの表紙に躊躇した人にも是非読んでもらいたいです。

Posted by ブクログ

2024/07/27

売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー ■きっと読みたくなるレビュー 前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。 あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回は...

売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー ■きっと読みたくなるレビュー 前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。 あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。 テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。 恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで欲しい作品。想像以上に心が揺さぶられること請け合い、前作も素晴らしいのでセットでどうぞ。 ●恋をした私は/武田綾乃 女子高生である真の両親は、父親の不倫の末に離婚することになった。父の新しい結婚相手まりえは20代の美人、真には持ち合わせていない魅力で満ちあふれていて… 導入の第一章がめっちゃ上手い、短編のお手本かと思った。そしていつものとおり、女性の感情の起伏を描くのがプロの技。ホント感心しちゃう。読んでるこっちが魔法にかかってちゃって、吸い込まれていく感じがするんすよ。植物のクダリは何かあるかなと思ってましたが、しっかり先生らしさも出ていて愛せる作品でした。 ●雪の花/円居挽 父親と折り合いの悪かった娘、みおりは父親を崖から突き落として殺害してしまった。どうしてよいか困惑したみおりは、ある女性からもらった連絡先から相談をすることに… 母親に抱かれたような温かさ、しかしそれは犯罪という冷たさも併せ持つ。なんかこわっ! 秘密を持つって、恋愛と同じで大人になることの入り口のような気がする。 ●いいよ。/織守きょうや 女子高生の真凛は、同級生で成績トップで美人の清良と出会い恋に落ちる。真凛の猛烈アプローチの後、二人の仲は徐々に深まってゆく。ある日真凛は、共通の友人である松風と清良の不穏な会話を聞いてしまい… 『キスに煙』でも思ったけど、先生は恋している人を心情を描くのがマジ上手。女子高の恋愛ごっこを片影を見たと思いきや、あまりにストレートでノックアウトです。弾丸のように、強くまっすぐな気持ちが眩しい! これぞ恋のリアル感情ですね。三人の距離感が徐々に変化していく様子も胸が焦がれる。 ●最前/木爾チレン 田舎から上京してきた地下アイドル、夕暮みみかはエゴサーチで減っていく失望していた。ただ一人の熱烈ファンからのコメントだけが希望だった。あまりに続くアンチコメントにみみかは絶望し、自殺を図るが… 序盤からは思いもよらない展開で惹きつけられました。支え合いながら成長していく二人がキレイ… 推し文化のポジティブさが出ていて好き。 ●首師/青崎有吾 戦国時代、武将の生首を作ることを生業としている女首師の物語。ある日、女性武将の生首の依頼をうけ、そのために彼女が囚われている場所を訪れる… 化け物作品、発想力と芸術性がハンパねぇ。エンタメだけど純文要素もたっぷり。どうやったらこんな物語を生み出せるんだろう。たぶん皆さん一番引き込まれるのは、あのシーン。私は完全に取り憑かれました。この一文、一生忘れない。 本書引用――蛆が死体を喰む音が鳴る。 ●最高まで行く/斜線堂有紀 大学の先輩と後輩の物語。先輩が交通事故にあい、記憶喪失になってしまった。後輩はこの好機に乗じて、先輩と半同棲生活をはじめるが… 二人の心情のズレ具合をコミカルに描きつつも、関係性の発展を魅せてくれる。ミステリー作家先生らしい展開もお上手で、楽しく読ませていただきました。先輩後輩の間柄って、友人関係には存在しない絶妙な隙間があって不思議。 ■おわりに 世界中には80億の人間がいますが、年齢、性別、国籍、人種、宗教など様々なクラスタが存在する。「ひとりの人間」と「ひとりの人間」が惹かれ合い、支え合い、励まし合って生きてれば、本作の物語のようなラブリーな世界になると思うんだけどな。 第三弾を待ってますので、実業之日本社のご担当者さま、作家先生の皆さま、よろしくお願いします。

Posted by ブクログ

2024/07/26

『貴女。』読了。 書き下ろし百合小説アンソロジー第2弾。 なぜか若手ミステリ作家が多く「百合ってこんなにも自由だ」という煽りに恥じない捻っているれけどいやらしさもなく。。 円居挽「雪の花」、青崎有吾「首師」もよかったけれど、やはり締めの斜線堂有紀「最高まで行く」が最高までいってた...

『貴女。』読了。 書き下ろし百合小説アンソロジー第2弾。 なぜか若手ミステリ作家が多く「百合ってこんなにも自由だ」という煽りに恥じない捻っているれけどいやらしさもなく。。 円居挽「雪の花」、青崎有吾「首師」もよかったけれど、やはり締めの斜線堂有紀「最高まで行く」が最高までいってた。

Posted by ブクログ

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