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七月の波をつかまえて STAMP BOOKS
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七月の波をつかまえて STAMP BOOKS

ポール・モーシャー(著者), 代田亜香子(訳者)

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七月の波をつかまえて STAMP BOOKS

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2024/06/24
JAN 9784001164282

七月の波をつかまえて

¥1,430

商品レビュー

4.7

7件のお客様レビュー

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2024/12/03

カリフォルニア州の都市、サンタモニカ オーシャンパーク もうすぐ13歳になるジュイエはママと2人で夏を過ごす為この町にやってきた そこでピカピカ笑顔のサーファーガール、サマーと出会う ジュイエとサマー 2人の女の子のひと夏の物語 ジュイエのパパは家を出ていった。 両親...

カリフォルニア州の都市、サンタモニカ オーシャンパーク もうすぐ13歳になるジュイエはママと2人で夏を過ごす為この町にやってきた そこでピカピカ笑顔のサーファーガール、サマーと出会う ジュイエとサマー 2人の女の子のひと夏の物語 ジュイエのパパは家を出ていった。 両親の離婚はこの年齢の子にとっては、どれほど大きな傷となるだろう。 それ以来様々な物や事に恐怖を覚え、ブラックメイクと黒づくめのファッションで武装し、友人とショッピングモールをうろつく毎日。 一方サマーは明るくて可愛いくて、笑顔溢れる完璧な女の子。 サマーに連れ出され、毎日海へ向かうジュイエは、ボディボードやサーフィンを習い、どんどん元気を取り戻していく。 ──しかし完璧に思えるサマーも、何か苦しみを抱えているようだ。 〝サマーはきっとあたしに話してないことがある。こんどはサマーが、真実をこっちに投げてくれる番だ〟 いよいよサマーが胸の内を明かすときがきた。 「わたしの番だから!ジュイエ、わたしが悲しむ番!」 「サマー、どうしたの、こわいよ!」 「サマーって呼ばないで!サマーなんて、もううんざり!」 サマーも苦しみを吐き出し、乗り越えようとする。 それは辛く悲しくて、読んでいる私も涙が溢れる。 ありったけの勇気を出して乗り越える二人のその姿は、とっても輝いている。 この町も、海も波も、暮らす人々も すべてが愛おしい。 大きな海とみんながいたから、勇気を出せたんだね。 軽やかで眩しい、友情と成長の物語 とっても素敵な一冊でした。

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2024/12/01

自分の壁をのりこえる瞬間を、一緒にみせてもらった感じ。 なんだろうな、この爽快感は! 夏のせいかな? 表紙が全てを語ってますね⭐︎ ひと夏で、人生を揺るがすほどの経験を積めるなんて、可能性は無限大です。 最終日の海のシーン、たまらなく感動しました。 ビッグカフナが、おいしいとこ...

自分の壁をのりこえる瞬間を、一緒にみせてもらった感じ。 なんだろうな、この爽快感は! 夏のせいかな? 表紙が全てを語ってますね⭐︎ ひと夏で、人生を揺るがすほどの経験を積めるなんて、可能性は無限大です。 最終日の海のシーン、たまらなく感動しました。 ビッグカフナが、おいしいとこぜーんぶ持っていきました。 来年の夏、再読したいと思います。

Posted by ブクログ

2024/11/12

悲しみの描き方がさりげなくてよかった。考えるより、波に乗ること。体を動かすこと。人間だけで解決できないことも、自然がいつの間にか溶かしてくれる。 しかしスタンプブックス、やはりなかなか手強い。他のYA小説のようにサクッとは読めない。

Posted by ブクログ