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決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術
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決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

村上茂久(著者)

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決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソシム
発売年月日 2024/06/21
JAN 9784802614696

決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

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商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2025/02/04

職場近くの本屋で見つけ、気になる企業の名前が帯にあったのと、財務諸表を読めるようになりたいと課題感がマッチして即購入。 知っている企業を例に解説してくれるのでわかりやすかった。読んでいるうちはわかっている気になってしまうので笑、また学び直したいときに読もうと思います。

Posted by ブクログ

2025/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなにもストレスなく財務会計領域の知に触れられた経験は初めてである。 企業分析に向けて、財務情報・非財務情報の調理の仕方を正しく理解し、実践するための術を学び、新たな視野視座視点をもたらしてくれる良書。 財務会計領域の書籍は、専門用語が多く、前提知識がないと理解が困難なものが多い。あるいは、意味は分かったとしても、具体的にそれがビジネスの現場でどのように役立つのかは押さえきれず、読んでも自分の血肉へとつながらないケースが多い。 その点、本書は、初学者を置き去りにすることなく、各用語の意味は何なのか、その情報から分析者は何を把握できるか、具体的に企業の事例の落とし込むと各指標を比較することで何を掴めるのか、といった要点が丁寧かつ論理的に記されており、読むことにストレスを感じないどころか、読み進めるたびに知的好奇心が駆り立てられる。 また、本書の中には、各企業の一次情報をもとに筆者がまとめた図表が多く掲載されている。これらの図表は、ポイントが非常に簡潔かつ見やすくまとめられており、読者に対し理解促進の役割のみならず、実務において煩雑なデータを他者へわかりやすく伝える術を教えてくれる。 全体としては、全10章、411ページから成り、一見分量が多い書籍と感じるかもしれないが、上述のわかりやすさに加え、各章のページ数が適切な情報量に調整されているため、1日1、2章は無理なく読むことができるので安心してほしい。  そして、タイトルに「ビジネスモデルを視る技術」と記されているように、各企業の事例では、ビジネスモデルにまで踏み込んだ内容がまとめられている。それらからは、あらゆる業界・企業の特性や、モデルの特徴のみならず「聞いたことはあるが、何を意味するかは知らない」といったようなビジネス用語も幅広く学ぶことができ、非常に有意義である。  本書の筆者は、「自分で考えるという部分が欠落すると、教科書を暗記し、練習問題を黙々と解くという、単なる高等教育の消費者に終わってしまいます。」という大学院講師の言葉に衝撃を受けた経験から、「知の生産者」になることをモチベーションにされている。私は本書を読み進める中で、堅苦しい印象を抱いていた会計・ファイナンス領域の本を、なぜ自分が好奇心を絶やすことなく読み続けられているのか不思議に感じていたが、筆者のこの想いがそうさせてくれていたのだと実感した。  私も本書の学びを消費者で終わらすことなく、生産につなげていきたい。まずは自社について、本書に記された調理プロセスに則り、分析を進めるところから始めたいと思う。

Posted by ブクログ

2025/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有価証券報告書の最初のページに時系列のPL、BS、CSが載っている。成長性、収益性、効率性、安全性の4つの視点デ見る。 ファイナンスでは、株式は、金融負債よりも調達コストが高いものと考える。 BSで流動比率と自己資本比率がわかる。流動資産/流動負債、純資産/総資産。 PLの利益が、BSの純資産に加わる。 サプライチェーンのスマイルカーブ=企画開発は利益率が高い、組み立て製造は低い、販売アフターサービスは高い。 テクノロジー系の企業は資産が少ない。 CSが最も大切。 利益とキャッシュの動きは異なる。キャッシュは生命線。企業の資金の流れがわかる。CSはごまかせない。会計視点とファイナンス視点を持てる。 営業CF、投資CF、財務CF。営業CFと投資CFでフリーキャッシュフロー。 営業CFがプラスなら安心。積極投資しているか、BSを改善中か、豊富なキャッシュを元に次のビジネスを考えているか、など。 営業CFが赤字の場合は、スタートアップで投資過多か、リストラ型か、切り崩し型か、注意型か、など。 amazonは株主還元を行う一方で、投資CFをマイナスにして投資している。 PBRは時価総額/純資産 PERは時価総額/純利益 PSRは時価総額/売上高(利益がないスタートアップなどの指標として使える) 今は偉業が保有する資産のうち90%が無形資産。 ROEは、純利益/純資産=PBR/PER。8%以上ないと資本コストに劣る=資本コストを8%と考えている。 ROE=財務レバレッジ(総資産/自己資本)×総資産回転率(売上高/総資産)×売上高当期純利益率(当期純利益/売上高) ROAは、当期純利益/総資産=総資産当期純利益。 EBITDAマージン=金利、税金、減価償却、無形固定資産償却前の利益。 フリーキャッシュフローがプラスだと、投資をしてもお金が残る=財務キャッシュフローをマイナスにできる。 株主の持分で影響力が変わる。 1/3で特別決議を拒否できる。1/2で経営権、2/3で支配権がある=特別決議ができる。 ドコモの完全子会社化はどうしてか。 日本は親子上場が突出して多い。親子上場では、事業ポートフォリオを最適化しにくい=少数株主を保護する必要がある。ガバナンスのスポードが違う。 TOBを通じて子会社化する。TOBを通じて売却する、株式交換を通じて子会社化する。株式交換は希薄化が生じる。

Posted by ブクログ