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「人間喜劇」総序 金色の眼の娘 岩波文庫
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「人間喜劇」総序 金色の眼の娘 岩波文庫

バルザック(著者), 西川祐子(訳者)

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「人間喜劇」総序 金色の眼の娘 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2024/06/18
JAN 9784003750919

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2024/08/17

西川祐子先生の訳による総序。 分かりやすくまとまっていて読みやすい。 社会をありのままに小説世界に写そうとしたバルザックの意図が生き生きと伝わってくる。バルザックの気概に読んでいる側の気持ちも熱くなる。 金色の眼の娘の訳もリズム感が良く、日本語の文として読みやすい。リズムを整える...

西川祐子先生の訳による総序。 分かりやすくまとまっていて読みやすい。 社会をありのままに小説世界に写そうとしたバルザックの意図が生き生きと伝わってくる。バルザックの気概に読んでいる側の気持ちも熱くなる。 金色の眼の娘の訳もリズム感が良く、日本語の文として読みやすい。リズムを整えるための語彙選択と語順の工夫が凝らされている。 総序という作品群のカタログと金色の眼の娘という一つの作品の組み合わせが、1冊をしてバルザックの人間喜劇の世界観を体現している。西川先生の研究者としての力量がなせる技であり、岩波文庫の底力も感じる。 たかが文庫本、されど文庫本。 素晴らしい1冊を残してくださったことに敬意と感謝を捧げたい。

Posted by ブクログ

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