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境界の扉 日本カシドリの秘密 角川文庫
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境界の扉 日本カシドリの秘密 角川文庫

エラリー・クイーン(著者), 越前敏弥(訳者)

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境界の扉 日本カシドリの秘密 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/06/13
JAN 9784041139264

境界の扉 日本カシドリの秘密

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商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2026/08/12

■個人的な傑作 個人的には傑作と感じるが、読む人によって好き嫌いは分かれそう。 というのも、本作はパズルよりも心理に重点が置かれているため。 これまでの国名シリーズは、初期は超パズル、中期でストーリーが入り込み、前作でパズルと人間ドラマが50:50で融合、という感じだったが、今作...

■個人的な傑作 個人的には傑作と感じるが、読む人によって好き嫌いは分かれそう。 というのも、本作はパズルよりも心理に重点が置かれているため。 これまでの国名シリーズは、初期は超パズル、中期でストーリーが入り込み、前作でパズルと人間ドラマが50:50で融合、という感じだったが、今作はさらにパズル以外の濃度が増している、という印象。 なので、ガチガチの論理が披露されるこれまでの真相編のようなものを期待して読むと「ちょっと違うな」となりそう。 ■パズル 密室にまつわる謎自体は相変わらず魅力的で、ワクワクするし、どういうことだろう、と考える楽しみがある。 しかし、結末についてパズル部分のみに関していうと、物足りない、という印象になってしまう。 「論理として弱く感じる」 「もっと、なるほど!となるような解法であってほしかった」 「別解もありそう(全く思いつかなかったけど)」 「これまでの国名シリーズと比べて真相編の論理パートが薄い」 といった点から物足りなさを感じるが、最後まで読むと、あ、そもそもそういうことがやりたかった作品ではないなこれ、ということがわかる。 ■心理 作品のテーマ性自体が心理的で、ストーリーの運びや登場人物も皆、心理が描写され、心理に動かされ、心理が核になっている、という形で貫かれており、この点がパズルのモヤッと感を上回るレベルだったので自分の好みの作品となった。 深掘りしすぎてもはやドロドロになる系の心理系は好きではないし、心理一辺倒で組み立てられる真相編も好みではない。その点、本作はちょうどいいバランスだった。 心理が強く描かれることからキャラクターに厚みが出て、人間関係やストーリー、展開が面白くなっており、その間に魅力的な謎が挟まっているから、読んでいて非常に楽しいと思えた作品でした。

Posted by ブクログ

2026/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本育ちの女流作家カレン・リースが邸宅で殺害された。婚約中の癌研究の第一人者マクルーア博士が静養旅行中の事件。密室状態の現場で、犯行が唯一可能だったのは博士の娘エヴァ。彼女を助けようと、現場に細工する探偵テリー・リング。事件は第一次大戦前夜の日本で起きたカレンの姉エスターの自殺へと繋がっていく。 創元推理文庫だと『ニッポン樫鳥の謎』で、ハヤカワ文庫は『日本庭園の秘密』。なんとなく他のシリーズのエラリーやクイーン警視と雰囲気が違う気がする。エラリーとクイーン警視の‘親子喧嘩’が原因かな。久々に読むと面白いな。

Posted by ブクログ

2025/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エラリーvsクイーン警視という親子対決が良かった。協力して捜査を進めてくれる方が好みではあるが、敵対すると警視は警察として、エラリーは探偵として事件に向き合ってるというのがはっきりして面白い。 結局自殺か〜とは少し感じたが、密室の謎の解明自体は納得だった。殺人事件で凶器がどこにも見つからないって状態でも屋根って探さないものなのだろうか…。カレンが性悪なら自殺なんかしないのではと思ったので、ラストの真犯人判明は良かった。 真犯人が犯人の自覚なし状態だったという点も面白かった。 仕方ないというかこういうもんだと分かってはいてもどうしても日本に関する描写については残念に思ってしまう部分はあった。

Posted by ブクログ

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