1,800円以上の注文で送料無料

惣十郎浮世始末
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-05-02

惣十郎浮世始末

木内昇(著者)

追加する に追加する

惣十郎浮世始末

定価 ¥2,585

2,090 定価より495円(19%)おトク

獲得ポイント19P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/18(火)~3/23(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/06/07
JAN 9784120057908

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/18(火)~3/23(日)

惣十郎浮世始末

¥2,090

商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/03/01

木内昇さん二冊目。「捕物」とのことで、軽めの読み物なのかと思いきや、答えがすぐには出せそうもない重い問題や今に通ずる不条理が盛りだくさんで、なかなか社会派な意欲作だった。リズムに慣れるまで、やや時間がかかってしまったが。 一人一人の人物が深く描き出されており、それぞれを主役にした...

木内昇さん二冊目。「捕物」とのことで、軽めの読み物なのかと思いきや、答えがすぐには出せそうもない重い問題や今に通ずる不条理が盛りだくさんで、なかなか社会派な意欲作だった。リズムに慣れるまで、やや時間がかかってしまったが。 一人一人の人物が深く描き出されており、それぞれを主役にした話が成り立ちそう。終わり方が完璧で、この一冊としてはしっかり完結しているのだが、ぜひまた再会したいと思った。

Posted by ブクログ

2025/02/19

主人公は、北町奉行所定廻同心服部惣十郎。彼の手下は小者の佐吉と岡っ引きの完治。 今ひとつ頼りない佐吉に対し、完治はその慧眼と機転を見込んで惣十郎が岡っ引きに引き抜いたもとは名代の巾着切り。 彼らを使い分けながら、惣十郎が放火殺人犯を追う。 事件の裏に疱瘡治療を巡る不正な行為が見え...

主人公は、北町奉行所定廻同心服部惣十郎。彼の手下は小者の佐吉と岡っ引きの完治。 今ひとつ頼りない佐吉に対し、完治はその慧眼と機転を見込んで惣十郎が岡っ引きに引き抜いたもとは名代の巾着切り。 彼らを使い分けながら、惣十郎が放火殺人犯を追う。 事件の裏に疱瘡治療を巡る不正な行為が見え隠れし、危険な治験を行う医師が浮かび上がる。惣十郎の亡くなった妻・郁の死因も関わり合うのではと、探索に拍車がかかる。 他殺と判る死体の発見も相次ぎ、冤罪も絡み、次第にミステリー性を帯びてくる。 この惣十郎、同役が罪人の数を挙げることに躍起となるのに対し、「犯罪の芽を先に見付けて摘み取ることに重きを置く」という信条の持ち主。 さらにユニークなのが、惣十郎に請われ、遺体の検視も行う医師の口鳥梨春。 「ただ淡々と己の仕事をしているだけ」で、「人から崇められ信を置かれている」人物。 この梨春が己の医療に対する言葉。 「私は、救ってなぞおりません。医者の立場で申し上げることではないかもしれませんが、誰かを救おうと力むと、かえってうまくいかぬのです。ですから、ただ引き受けることにしております」 医療に携わる者の理想の姿勢だろう。 妻が亡くなった服部家では、母親の世話を下女のお雅が面倒を見ている。捕り物となると才気走った推量をする惣十郎も色恋には疎く、このお雅の彼に対する思慕には、とんと気付かぬ。 惣十郎を中心に多彩な人物が繰り広げるこの小説、シリーズ化が望まれる。 彼とお雅が今後どうなるのか、その行く末も見届けたいし。

Posted by ブクログ

2025/02/18

長い割に展開がゴチャゴチャ、証拠を放置なんてあるか?デマや感染なんて、時代物でまで読みたくはなかった。

Posted by ブクログ