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マクマスターズ殺人者養成学校 ハヤカワ・ミステリ
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マクマスターズ殺人者養成学校 ハヤカワ・ミステリ

ルパート・ホームズ(著者), 奥村章子(訳者)

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マクマスターズ殺人者養成学校 ハヤカワ・ミステリ

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/06/05
JAN 9784150020040

マクマスターズ殺人者養成学校

¥2,475

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/09/07

アマゾンでミステリー本を何か検索していたら、出てきた。著者がルパート・ホームズ。ん? 70年代のミュージシャンのルパート・ホルムズと一字違いの名前だなあ、と思って「書評七福神」を見てみると、ありました! やはりミュージシャンのルパート・ホルムズ氏でした。 「書評七福神6月度ベス...

アマゾンでミステリー本を何か検索していたら、出てきた。著者がルパート・ホームズ。ん? 70年代のミュージシャンのルパート・ホルムズと一字違いの名前だなあ、と思って「書評七福神」を見てみると、ありました! やはりミュージシャンのルパート・ホルムズ氏でした。 「書評七福神6月度ベスト7.11up」に吉野仁氏がとりあげていて、『かつて「ヒム」を歌ったルパート・ホルムズが作家のホームズになって帰ってきたことにも驚いた』とありました。 https://honyakumystery.jp/25256 さらに同HP「翻訳ミステリー大賞シンジケートの中の、2024.8.10連載エッセイ 佐竹裕  第75回 今の場所からエスケイプ」 では詳しい説明が。佐武氏は1962生まれ。音源までついていて、40数年ぶりに「ヒム」「エスケイプ」を聴いてしまいました。なんと私、この2曲が入っている”LP”を発売時に購入しているのです。 https://honyakumystery.jp/25417 ルパートさんは多彩な人らしく、ミュージカルなども手掛けている。 で、肝心の本ですが、憎き上司を亡き者にしたい、と思った主人公、行ったところは「マクマスターズ殺人者養成学校」というところ。主人公の日記が書かれています。・・日記の雰囲気は、「エスケイプ」の歌詞の世界、恋人にちょっと飽きて、新聞にピニャコラーダが好きで、真夜中の砂丘で愛し合うのが好きなら返事下さい、一緒にエスケイプしましょう、と広告を出し、さて会って見たら、なんと現れたのは恋人だった、という空気も感じます。あの、ルパート・ホルムズさんの書いたミステリーだもの、読んでやりますとも、と思うのですが、他にたくさん借りてきてしまい、のちほど再挑戦します。 訳者あとがきと佐武氏のページから ルパート・ホームズ:1947生まれ。ミュージシャンとして活躍したあとにブロードウェイ・ミュージカルの脚本や音楽を数多く手がけてトニー賞、ドラマ・デスク賞、エドガー賞を受賞。少年時代からミステリが好きで、「エラリー・クイーンの新冒険」「ABC殺人事件」、シャーロックホームズ全集がお気に入り。ルパート・ホームズの名前は、イギリスの詩人ルパート・ブルックと、かのシャーロック・ホームズから拝借したという。 <ミュージカル脚本> The Mystery of Edwin Drood(1985年)(チャールズ・ディケンズの未完のミステリー『エドウィン・ドルードの謎』1870年)をベースとしたオリジナル・ミュージカル:作詞・作曲・脚本、さらにはオーケストレーションまで手掛け、ミュージカル界のグラミー賞とも言うべきトニー賞で作詞・作曲・脚本の三部門受賞。さらに、1986年のエドガー賞最優秀戯曲賞を受賞している(1991年にもAccompliceで受賞)。 <脚本> クリスティの「検察側の証人」 ジョン・グリシャムの「評決のとき」 <小説> 2003「Were the Truth Lies」 ネロ・ウルフ賞にノミネートされて映画化(邦題「秘密のかけら」ケヴィン・ベーコン、コリン・ファース出演) 2007「Swing: A Mystery」 <短編>「夜の放浪者」(「ポーに捧げる20の物語」早川書房2009に所収) 「ヴィクトリア修道会」(「ポーカーはやめられない」ランダムハウス講談社2009に所収) 本作は長編として3作目。ひねりにひねったプロットや現実と非現実を見事に融合させたストーリーが読者を惹きつけ、「ニューヨークタイムズ」「ワシントンポスト」ロサンゼルスタイムズ」のベストセラー入りリストを果たし、2023年のアマゾン年間ベスト50冊の1冊にも選ばれた。 。2024.5月現在、ニューヨーク州のコールドスプリングの自宅でハドソン川を眺めながら続編の「Murder Your Mate(仮題)を執筆中。 2023発表 2024.6.15発行  

Posted by ブクログ

2024/09/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

3.5くらい。面白かったが、やっぱちょっとだるい。 そもそも、この作品がいつの時代の設定なのかわかってなかった。最後の解説で1950年代だと知った。なんとなくその頃かなと思ってたけど。 最初のほうに、第二次世界大戦が終わってほどなく、とあった。 最後まで読むと、この学院長死んだな、と思った。戻ってきたら続きを書くよ、で続きが無いし。 この学校自体の経営は危うそうだけど、資金調達として保険金殺人もやってそうだなと思った。 全体的な話の運びとしては、やっぱ学校を出てからみんなどうやって殺すのかわからないまま読む楽しさがあり、引き込まれる。 学校内の話はもう少し緊張感があれば良かったのかな。 ハッピーエンドで良かったと思う。

Posted by ブクログ

2024/08/26

すごく面白かった!学院生活は華やかかつ不穏でハラハラワクワクしたし、3名の生徒の卒業論文、その評価まで読んでいて楽しかった。 クリフの卒業論文は肝が据わっていて最高。クリフとフィードラーの心理戦、「最後の賭け」が素晴らしい。ドリアも手際が良い。そしてジェマ! 削除対象の人間性...

すごく面白かった!学院生活は華やかかつ不穏でハラハラワクワクしたし、3名の生徒の卒業論文、その評価まで読んでいて楽しかった。 クリフの卒業論文は肝が据わっていて最高。クリフとフィードラーの心理戦、「最後の賭け」が素晴らしい。ドリアも手際が良い。そしてジェマ! 削除対象の人間性にまつわる描写も好き。小ネタが多く歴史的ゴシップとか著名人に詳しいともっと楽しめただろうと思うが、ノリと雰囲気で面白い。結構ボリュームがあって読むのに10日かかったけど、エンタメパワーと終盤のたたみ方が好みでテンション上がった。前半のアカデミックな部分と後半の卒論実行部分、どちらもとても良かった。

Posted by ブクログ

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