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奏鳴曲 北里と鴎外 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2024/07/09 |
| JAN | 9784167922481 |
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奏鳴曲 北里と鴎外
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奏鳴曲 北里と鴎外
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商品レビュー
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明治時代のニッポンに、感染症との終わりなき闘いに挑んだ男たちがいた。「細菌学の父」北里柴三郎と、陸軍の軍医総監にして文豪の森鷗外。民の命を護るため「医療の軍隊」を夢見た北里と鴎外は、なぜ道を違えて対立したのか。医師でもある作家が描くライバル物語!
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井沢元彦さんの逆説の日本史: 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎 (26)にかなり厳しい森林太郎(鴎外)批判がある。海軍は麦飯で脚気発症を抑えている事実を無視し、米食を続け、日露戦争では戦争での死傷者以上の軍人を死に至らしめている。陸軍の医療衛生の責任者の要職にあったのに、非難...
井沢元彦さんの逆説の日本史: 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎 (26)にかなり厳しい森林太郎(鴎外)批判がある。海軍は麦飯で脚気発症を抑えている事実を無視し、米食を続け、日露戦争では戦争での死傷者以上の軍人を死に至らしめている。陸軍の医療衛生の責任者の要職にあったのに、非難に対し検討会を立ち上げ問題を棚上げして逃げまくったと。 北里柴三郎と森鴎外を主人公にした物語。 鴎外については、「ぼく」と1人称で語られる。津和野の森家の坊ちゃんはプライドはあるが、中身が無いような印象。 北里は豪放磊落。若きに明治天皇に面会する。明治帝「そちの言は正しい。たとえ朕が不快に思っても、自由に話せと申したのは朕である。だがそちの言は無礼であり、これでは気が晴れぬ。なので角力を取って、勝った方が言い分を通す、というのはどうか。」こういう外連味のある海堂節が心地よい。 登場人物たちが自分を誇りながら言い合う場面は、桜宮サーガの火喰い鶏、白鳥が頭に浮かぶ。階上からそれらの騒動を眺めている石黒忠直と長居専斎。石黒は北里と鴎外の行く道に影響を与えるしぶとい妖怪のよう。 後藤新平って医学出身の人だったんだ。根っからの行政の人と思って思っていた。後藤と北里の貶しあいながらも、どちらが上か判らない関係。良いパートナーだと思う。 後藤の検疫対応は早期に立ち上げてきっちり徹底している。新型コロナ騒動のときには後藤のような人がいなかったということだな。 最終的に鴎外は敗者だけど北里が褒めたたえられているわけでもない。偉業も沢山あるが、間違いもあり、効果のないツベルクリンを売りまくったり、伝研は乱脈経営でその金は北里の女遊びに消えている。 あとがきに鴎外と北里の心情的な交流の記録はないとある。解説にも歴史と歴史小説に触れている。しかし、こういう確執はあったんじゃないかなと信じてしまいたくなった。
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北里柴三郎と森鴎外の少年期から死後までを,医事.特に件の脚気論争を中心に描かれる.二人の思想,哲学がどのように形成され,日本近代医学に反映されたのかが対立構造で提示される.何者にも縛られない自由人北里に対し,母に,延いては軍という組織に束縛され続ける中でレゾンデートルを模索する森...
北里柴三郎と森鴎外の少年期から死後までを,医事.特に件の脚気論争を中心に描かれる.二人の思想,哲学がどのように形成され,日本近代医学に反映されたのかが対立構造で提示される.何者にも縛られない自由人北里に対し,母に,延いては軍という組織に束縛され続ける中でレゾンデートルを模索する森の,果たしてどちらが幸せだったのだろう.その呪縛を発端とする脚気への対応間違いのために亡くなった陸軍兵士という生命を,森はどのように総括していたのか.生命は決して文学的要素に過ぎない訳ではない.
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