1,800円以上の注文で送料無料

よい教育研究とはなにか 流行と正統への批判的考察
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

よい教育研究とはなにか 流行と正統への批判的考察

ガート・ビースタ(著者), 亘理陽一(訳者), 神吉宇一(訳者), 川村拓也(訳者), 南浦涼介(訳者)

追加する に追加する

よい教育研究とはなにか 流行と正統への批判的考察

定価 ¥2,970

2,200 定価より770円(25%)おトク

獲得ポイント20P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2024/05/30
JAN 9784750357829

よい教育研究とはなにか

¥2,200

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/21

タイトルにもあるとおり、本書は我々に、「よい教育研究とは、いったい何か」という問いを投げかける。従来の教育研究に関する書籍が「良い教育研究とは、このようなものである」という、ある種の「正解」を読者に提示してきたのに対し「教育を研究することは、いかなることなのか」、「(『教育実践を...

タイトルにもあるとおり、本書は我々に、「よい教育研究とは、いったい何か」という問いを投げかける。従来の教育研究に関する書籍が「良い教育研究とは、このようなものである」という、ある種の「正解」を読者に提示してきたのに対し「教育を研究することは、いかなることなのか」、「(『教育実践を改善する』ことが教育研究のねらうところであるとしたら)そもそも、『教育実践を改善する』とはいかなることなのか」といった、教育研究の存在を成り立たせるための根源的な問いを投げかける。 本書に含まれる全8章の論考は、これについて、読者がそれぞれに考えていくための、いくつかの道筋を示している。それらは、哲学的な知見を示すものから、、教育研究の言説を歴史的に眺めなおすもの、政治・社会的な視点から、現在行われている社会的営為としての「研究」を記述しようとするものまで幅広い。 が、本書のすべての論考を読みおえたあと、あらためて、考えてみると、本書がひとつの「結論」として我々に提示しているのは、「プラグマティストにならずに、プラグマティックであること」(p27)に尽きるのではないか、という思いに至った。 「よい教育研究とは、いったい何か」という問いの答えは、教育を研究しようとする者それぞれが、プラグマティックに、すなわち、自分が取り組もうとする「問題」とはいったい何かという問いとの関係において考える必要がある。 そのような意味でいえば、本書の第2~第8章は、私たちが、「プラグマティストにならずに、プラグマティックに」教育を研究することに考えるための道筋のひとつひとつを照らし出したものであるといえるのかもしれない。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品