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「科学的に正しい」とは何か ニュートン新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ニュートンプレス |
| 発売年月日 | 2024/04/23 |
| JAN | 9784315528084 |

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「科学的に正しい」とは何か
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
びっくりです!「科学とは何か」を考えている科学哲学者のみなさんが、人知れず人類の「ヤミ」と戦っていたなんて! まあ、本文中に「ヤミ」とは書いてないんですけどね。わたしが思う「ヤミ」とは、イデオロギーや迷信で科学を否定する人たちの暴挙なのです。 著者のリー・マッキンタイアさん...
びっくりです!「科学とは何か」を考えている科学哲学者のみなさんが、人知れず人類の「ヤミ」と戦っていたなんて! まあ、本文中に「ヤミ」とは書いてないんですけどね。わたしが思う「ヤミ」とは、イデオロギーや迷信で科学を否定する人たちの暴挙なのです。 著者のリー・マッキンタイアさんは、「科学への愛が強いひと」です。リーさんいわく、科学は知識を得る「特別な方法」であり人類が生んだ「最高の発明」、だそうです。 でも、否定主義や不正・捏造などでとっても「壊れやすい」とも。リーさんは、科学は人類の宝なんだから守っていこうよ、と訴えかけておられます。 わたしは、科学哲学の教科書的な内容を期待したのですが、この本はより実戦的でした。そして、科学を守り・育てることが語られた本でした。 原題は「THE SCIENTIFIC ATTITUDE」(科学的態度)です。日本のタイトルに「正しい」が入ってますけど、科学の正しさは常に「(仮)」(かっこ・かり)なので、ちょっとずれているように感じます。 わたしには、この本は難しくて、早々に流し読みモードにチェンジしてしまいました。なので、細かいことは分かりませ〜ん。 (@_@) 宇宙や生命は神様がつくったとする創造論者のひとたちみたいな方々にどうやって対抗するのか、リーさんは深く考えていきます。 対抗するには、まず、データ重視の「科学」と、重視しない「科学でないもの」を論理的に分けることが大切みたいです。キッチリ分けないと、科学のふりして「ニセの正しさ」を押しつけられそうです。 そんな分け分けを「線引き問題」というそうです。昔から科学哲学で扱われていました。それをリーさんは、「もう解決しなくていいんじゃない?」と言うのです。 そんなことして大丈夫なの? 安心してください! リーさんは必要十分条件ではないけれど、必要条件として「科学的態度」を提案されています。 「疑似科学に対抗するには「科学的態度」をそなえていないものが科学ではないことを証明するだけでよい」 なのだそうです? 疑問しかないですよね。 ちなみに「科学的態度」とは、「経験的根拠を大切にし、新しい根拠に照らして自分の理論を変える意思をもつこと」みたいです。疑問点は、どうぞ、ご自身で読んで解いてみてください。(ToT) 前半で、このような「科学的態度」にいたる流れを説明されています。そして後半では、「科学的態度」の視点で悪質な科学・不正・捏造、医学での成功事例、そして各種ペテンについて検討されています。ついでに社会科学もね。 アメリカだと半分くらいの人たちが創造論が正しいと思っているとか。また、気候変動を否定する人たちのプレッシャーもすごそうです。 特にリーさんの気候変動についての危機意識は相当に強く、何とかしたいという気持ちが伝わってきます。 科学を守り育てる「科学的態度」というのは、単に難しいことを考えてるだけのものではなくて、世界を守るための切実な問題だと知りました。 リーさんのよりリアルな戦いについては、わたしは読んでないけど、たぶん、リーさんの別の著作『エビデンスを嫌う人たち 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』に書いてあるんでしょうか。 わたしは本書を’一応’読み終えているので「エビデンス嫌う人」は「科学的態度」持ってない!とすぐわかりましたよ!(みなさんもわかりますよね) \(^o^)/ <MEMO> このまえ読んだ津田敏秀先生の『医学と仮説』にあったヒュームさんの帰納の問題も書いてありました!津田先生とはちょっと違う感じがしますけど。 だいたいにおいてリーさんは、気候変動なんかと比べて、科学哲学の問題に関しては、あまりやる気がないように、わたしは感じてしまいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
科学とはなにか、を様々な角度から論じていく一冊。 科学が先鋭化し、一般人である私達から見たら魔法と何も変わりはしないからこそ、こういった枠組みを決めるのは大事だね。 科学の名を借りて暴論を振りかざすことも出来てしまうからこそ、線引を明確にしないと科学自体の権威がどこかに行ってしまうというか…。 『カルロ・ロヴェッリの科学とは何か』でも似たようなことを言っていたけど、クーンもポパーも間違ったことは主張していない一方で、その枠組だと溢れたり足りなかったりしてしまうものがある。 だからこそ、科学とは経験則から導かれ、なおかつ構築された理論を変えるという態度を備えなければならない、というのが筆者の主張だな。 その態度こそ、科学という枠に等しい。もう少し分かりやすく言うなら、この態度こそが「科学」というゲームのルールなわけだ。 あとまぁ補足するなら、疑似科学やそれに類するものを信じている人にこの話をしても殆どが無駄に終わるだろうなぁという感じかな。まぁここらへんは筆者も薄っすらと触れていたけど。 それはまた説得したり信じさせたりするという別の話ではあるんだけど、「科学とはなにか」を明確にするのは冒頭でも触れたようにもちろん無駄じゃない。 何というか、使うべきタイミングがあるんだよね。この手の話は…。
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何かの理論を提唱するとき、反証と実験を繰り返すことで理論の正誤を明らかにする「科学的態度」について述べた本。やや難しいが、要は人間が考えることは経験や先入観によって誤ることも多いため、反例を出しながら客観的に真偽を見極め、誤りがあれば正す姿勢が大事、という話。 最近では「科学的...
何かの理論を提唱するとき、反証と実験を繰り返すことで理論の正誤を明らかにする「科学的態度」について述べた本。やや難しいが、要は人間が考えることは経験や先入観によって誤ることも多いため、反例を出しながら客観的に真偽を見極め、誤りがあれば正す姿勢が大事、という話。 最近では「科学的に正しい〜」という本がよく出版されており私もよく読むが、実際は著者の主張に合うような論文や研究成果を著者が意図的に選んで掲載されており、反論と比較するような科学的姿勢はほとんど見られない。 読者ができることとしては、本にエビデンスが1つ2つ掲載されているだけでそれが真実だとは鵜呑みにせず、他書で反証があれば比較検討するなど、“科学的姿勢で読む”ことを心掛けたい。
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