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「くぐり抜け」の哲学
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「くぐり抜け」の哲学

稲垣諭(著者)

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「くぐり抜け」の哲学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/02/29
JAN 9784065345948

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商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2025/10/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

くらげを取っ掛かりに、セクシャルティを分析することで効率化されゲーム化され、そして分断された現代のコミュニケートを再度構築する方法を探る本。途中まではあまり納得できず(特にくらげに女性性を見出している部分)読み進めづらかったが、終盤にかけての現在の男性性の問題点の考察は非常に鋭いなあと感じた。 男性の視点から男性性の問題点を考察した本は今の男性にこそ読まれるべき本。

Posted by ブクログ

2025/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

付箋 ・ヴァレリーには「知」ろうとするあまりに生きること没頭できない人間のあり方に対する不安がある。 ・芸術に栄あれたとえ世界が滅んでもとファシズムは言う ・日本も含めた現代のリベラル民主主義国家の社会のありようをロールプレイングゲームのラスボス討伐後のレベル上げを生きる世界だと呼んだ ・男性の識字率が50パーを超えるとリベラルな民主主義運動が起き女性の識字率が50パーを超えると出生率が低下する現象 ・ショッキングな言い方だがアメリカに深く根付く他者排除の構造が民主化を促しそれを維持するのに貢献したといっている。→日本では若者が排除されることで安定している ・人生が重い道理にいかなかったということから貧困ではなく、非大卒が長期にわたりゆっくり人生が崩壊していくのを絶望死はとらえている。 ・非大卒者はトランプ、高学歴はクリントン、でも苦しい人に気づいてない. ・youtubeのきらびやかな生活を見て弱者とされる人のみ守られてずるいと取り残されているのかもしれない ・最小の不平等 ・ゲームとプレイルールと恣意性 ゲームを降りようとし、そして戻る弱いから ・ゲームはつまらない、プレイは何が起きるかわからず怖い傷つく ・安吾の大根の根のおりる→くぐり抜けの統覚の解体 ・赤ずきん→性被害、残酷がふるさと、大人は戻らなくていいものプレイは男性? ・男性は弱さや悩みで連結するより強さで絆を確認する ・安吾はいつも孤独だった。狂う時だけ妻は孤独に思わなかった ・永野が言うのは上からのゲームのプレイの不快さ ・稲垣吾郎類16世の処刑 ・共感ができる女の人が言葉に出さない男の人を察する ・女子の中絶 ・あまり社会的でない人が技術イノベーションを生み出しやすい ・共感はそもそもエゴイスティックなものだ からかい 「列」中村 wと(笑)、笑いで救われることもある。 ・他人へのマイクロカインドネス、他人にこそ話せる話 ・席を譲ったとき公開も反省もなくプレイを享受する ・ちいさなプレイの奇跡がふるさとではないか ・もらってもうれしくないプレゼントが絶えないのはくぐり抜けるために自分の思考を()に入れる ・貧しさは不必要なものを除いて何も欠いていない→怖さを感じろそれもレッテル ・あなたが買っている小さなサメにときどきかまれているけど言えない ・久しぶりに会うたびに君は生きていて新鮮さに泣きそうになる 感想 読み終わった後の心の状態としては、爽快感があってフワフワしてるよう! さいごの知らない人と心を通わせあうことがゲームから抜け出せるという主張はなんて的を射てHAPPYで終わりを見ない独創的で懐かしい結論だろう!人間として、そういう小さなものが救ってくれる純粋さを忘れちゃいけないなと思った。そしてそれに気づかせる、自分もそうである、みたいな人になりたい。 いい文章でいいなあ!とうらやましい

Posted by ブクログ

2025/01/02

「弱さ」をもった他者に「共感」するのでなく「くぐり抜け」という手法で近づきケアしようと試みる一作 くらげという他者から始めて現代社会に潜む「男性性の問題」に向けてくぐり抜けて社会に希望を見出していく壮大な本 「弱さ」を肯定できる社会をめざして 「弱さ」に苛まれて苦しむ人達に強く...

「弱さ」をもった他者に「共感」するのでなく「くぐり抜け」という手法で近づきケアしようと試みる一作 くらげという他者から始めて現代社会に潜む「男性性の問題」に向けてくぐり抜けて社会に希望を見出していく壮大な本 「弱さ」を肯定できる社会をめざして 「弱さ」に苛まれて苦しむ人達に強く深く介入するのでも共感するのでもなく、その場その場での突発的・偶発的な「プレイ」によるマイクロ・カインドネスによって他者をくぐり抜けようと提案する、本書の主題である男性は勿論「弱さ」を抱えた人は押し並べて読むべき一冊

Posted by ブクログ

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