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エンド・オブ・ライフ 集英社文庫
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エンド・オブ・ライフ 集英社文庫

佐々涼子(著者)

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エンド・オブ・ライフ 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/04/19
JAN 9784087446333

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商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2024/09/16

選書で送られてきた本の中の1冊。 題名や裏のあらすじを読んだだけでも、命の現場の話なんだろうとは想像していたし、何か引っかかっていて、まさか選書で届くとは想像してなかったので驚いた。 そして、「何か引っかかっていた」のは、多分、夫の父が介護を必要としている状況があったからかもし...

選書で送られてきた本の中の1冊。 題名や裏のあらすじを読んだだけでも、命の現場の話なんだろうとは想像していたし、何か引っかかっていて、まさか選書で届くとは想像してなかったので驚いた。 そして、「何か引っかかっていた」のは、多分、夫の父が介護を必要としている状況があったからかもしれない。 本の中で、「人の不幸を書くことを生業としたことに、どこかで言いようのない違和感を覚えていた。(中略)しかし、矛盾するように、死をテーマとする執筆活動をどこか望んでいる自分もいた。」 そんな心情を吐露している。 そこから一気にこの本としっかり向き合おうという気になった。 とても信頼できるなぁと思えたから。 佐々さんは、大変残念なことに今年の9/1に天国へ旅立ってしまった。そのニュースを見たときに、「死に引っ張られてしまったのだろうか…」と多少なりともショックを受けた。 でも間違ってはいけない。この本は「生」を見つめ直すための本である。 与えられた生をどのように生き貫くかは、その人次第。 佐々さんも、穏やかにすっきりと旅立たれたのだろうな、と思いたい。

Posted by ブクログ

2024/09/11

この度亡くなったノンフィクション作家佐々涼子の手による、終末期のあり方を考える作品。 訃報に接し、手に取った。 京都で訪問医療を行う渡辺西賀茂診療所。そこで勤務する訪問看護師で、末期のがんを宣告された森山文則。閉じ込め症候群で寝たきりの著者の母。これらを軸に話は進む。 診療所...

この度亡くなったノンフィクション作家佐々涼子の手による、終末期のあり方を考える作品。 訃報に接し、手に取った。 京都で訪問医療を行う渡辺西賀茂診療所。そこで勤務する訪問看護師で、末期のがんを宣告された森山文則。閉じ込め症候群で寝たきりの著者の母。これらを軸に話は進む。 診療所の対応は至れり尽くせりで、本当にこんな診療所あるの?といった印象。あるとしてもごく稀なのではないか。家で死を迎えたくても介護する家族のことを思うとなかなか踏み切れないのが多くの人の実情ではないか。 理想の形を提示されて、これが叶うならいいな〜と思うものの現実には‥‥と思うと虚しい。 「服を買う時は試着するのに、人は医師がどんな死生観を持っているかを知らずに、自分の運命を委ねる」の言葉はなるほどと思った。でも選んでいられない現実が厳しい。 がんを宣告された森山が、受容の過程でスピリチュアルな方向に進んで行った姿にはついていけなかったけど、その辺も著者は淡々と描いている。 いよいよとなった時のセデーションの選択はある意味理想。これを病院でしてもらえるのか、訪問診療だから可能なのか知りたいな。 著者の死を知って読むあとがきは胸に迫る。 終末期を過ごす人たちから理想の生き方を学んだという著者が、良き最期を迎えられたことを願う。

Posted by ブクログ

2024/09/08

渡辺西賀茂診療所の訪問看護師の話。 死について、考えさせられた。 病院で死ぬことが当たり前の中で、このような在宅での看取りもあることを知った。 著者佐々涼子さんのご逝去をニュースで知り、手に取った。涼子さんはどんな気持ちで旅立たれたのだろう。

Posted by ブクログ

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