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エンド・オブ・ライフ 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/04/19 |
JAN | 9784087446333 |
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商品レビュー
4.2
26件のお客様レビュー
終末期医療をただひたすら見つめ、死ぬとはそして生きるとはどういうことなのかを問うた本。"これほど家に愛着のない私が、最期まで家で過ごしたいと思っている在宅患者のことを取材するなど間違っているという気がしてならない。”とあるように筆者佐々涼子自身も葛藤を抱きながら執筆した...
終末期医療をただひたすら見つめ、死ぬとはそして生きるとはどういうことなのかを問うた本。"これほど家に愛着のない私が、最期まで家で過ごしたいと思っている在宅患者のことを取材するなど間違っているという気がしてならない。”とあるように筆者佐々涼子自身も葛藤を抱きながら執筆したように思われる。そして、それが一層本書のリアリティを増すスパイスとなっているのだろう。死という誰も逃れられないのに誰もそれが何であるのかわからない。この恐怖の正体を少しばかり明らかにし、和らげてくれる一冊。
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これもいわた書店の一万円選書をきっかけにして知った本。 ノンフィクションだが描写が小説っぽいところも多く、少し読むのに時間がかかった。 舞台は在宅診療所。 ライターの筆者の視点で、そこで出会った患者や医師、看護師達との会話を主体に、それぞれの考え方や最期の過ごし方などが書かれて...
これもいわた書店の一万円選書をきっかけにして知った本。 ノンフィクションだが描写が小説っぽいところも多く、少し読むのに時間がかかった。 舞台は在宅診療所。 ライターの筆者の視点で、そこで出会った患者や医師、看護師達との会話を主体に、それぞれの考え方や最期の過ごし方などが書かれている。 これまで身近に死を感じる機会があまりなく、死とは何かあらためて問われると、自分には分からないことばかり、どころか考えたこともないことばかりだな…と感じた。 死とどう向き合うかは人それぞれだが、そうなってみないと分からないこともたくさんあると思う。 そういったことに気付くきっかけをくれた本。
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死が目の前に迫ってきたら私はどうするだろうか? 著者があきらめちゃいそうと言うと医師は「みんな元気な時にはそうおっしゃいます。でも、いざそうなってみるとみなさん違うようですよ」との返事。 ハッとした。死が迫っている人にしかわからない一人一人が抱える様々な苦悩を想像する。わかった気...
死が目の前に迫ってきたら私はどうするだろうか? 著者があきらめちゃいそうと言うと医師は「みんな元気な時にはそうおっしゃいます。でも、いざそうなってみるとみなさん違うようですよ」との返事。 ハッとした。死が迫っている人にしかわからない一人一人が抱える様々な苦悩を想像する。わかった気になってはいけない。 著者の母親を看護する父親の姿が素晴らしすぎて、理想過ぎて眩しい。
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