1,800円以上の注文で送料無料

白医 講談社文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

白医 講談社文庫

下村敦史(著者)

追加する に追加する

白医 講談社文庫

定価 ¥869

¥660 定価より209円(24%)おトク

獲得ポイント6P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/30(日)~7/5(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/04/12
JAN 9784065345788

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/30(日)~7/5(金)

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/28

安楽死について考えることがあったので、とても胸にささる内容だった。 私は長く生きることよりも、短くても自由に動き回れる体で好きな事をして生きたい。 むしろ年老いて一日中ベットで何もすることも無く過ごすのは生き地獄だなと小さい頃から思っていた。 それプラス生きてるだけで苦痛を伴うと...

安楽死について考えることがあったので、とても胸にささる内容だった。 私は長く生きることよりも、短くても自由に動き回れる体で好きな事をして生きたい。 むしろ年老いて一日中ベットで何もすることも無く過ごすのは生き地獄だなと小さい頃から思っていた。 それプラス生きてるだけで苦痛を伴うとなると、尚更安楽死を望む気持ちは理解できる。 これは今のところ死が身近じゃないから思うことで、実際に死が迫って来たらやっぱり死にたくと思うのかなぁ… 大切な人であればあるほど、苦しんで死んでいくくらいなら早く楽にしてやりたいと思ってしまうのは間違いなんだろうか

Posted by ブクログ

2024/05/27

今まで無かった視点でした。 安楽死を与える事は誰にとっての救いなのか? そして、救われた人と同じ数だけ苦しむ人が増えてしまう・・・ 下村さんの小説ですから 仕掛けが無いわけが無いと思い読み進めていくうちに、安楽死に関わる医師の少しずつゆっくりと蝕まれていく何かを少しだけ感じる...

今まで無かった視点でした。 安楽死を与える事は誰にとっての救いなのか? そして、救われた人と同じ数だけ苦しむ人が増えてしまう・・・ 下村さんの小説ですから 仕掛けが無いわけが無いと思い読み進めていくうちに、安楽死に関わる医師の少しずつゆっくりと蝕まれていく何かを少しだけ感じる事が出来ました。 何処からが安楽死=犯罪で、何処までが医療行為に当たるのかにも疑問を感じました。 安楽死を犯罪と定義しているのは法律で、法律は人の命が一番大事という前提で作られているため死に加担する行為を只々禁止しているだけであり、法律自体が人の尊厳を傷つけている可能性があるかもしれない・・・ 一方で医療行為ではあるはずの、ターミナルケアには痛みと同時に意識が遠のいてしまうものもあり、果たして安楽死とどう違うのか整理しきれないものもあるのが事実です・・・ もしかすると、安楽死に関わって犯罪者と扱われた医者の中には苦悩の末に導き出した答えが其れだったのかもしれないと考えさせられました・・・ 答えが出ない問題であるからこそメディアに煽られず踊らされず考えなければならない事なのかもしれません。 ホスピスで起きた三件の不審死!? 末期がんの患者に対して安楽死の措置をとったとして1人の医師が逮捕!!! 物語は法廷から始まる・・・ 死刑の話とシベリア抑留の話も考えさせられました・・・

Posted by ブクログ

2024/05/19

何も手の施しようがない状態に直面した時、 求められるもの以外で何か出来ないかを模索する葛藤を強く感じました。 安楽死を合法化してしまうと、社会的弱者が自分は死にたくないと思っていても周りから死ぬよう圧力を受ける可能性があるとネットで見たため、 慎重に考える必要がある問題だと思いま...

何も手の施しようがない状態に直面した時、 求められるもの以外で何か出来ないかを模索する葛藤を強く感じました。 安楽死を合法化してしまうと、社会的弱者が自分は死にたくないと思っていても周りから死ぬよう圧力を受ける可能性があるとネットで見たため、 慎重に考える必要がある問題だと思います。 「理屈ではなく、現場の人間の気持ちが問題なのだ。」 「最後まで幸せな人生だったと思わせて。」

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品