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地中海世界の歴史(2) 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア 講談社選書メチエ802
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/04/11 |
| JAN | 9784065354261 |

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地中海世界の歴史(2)
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
シリーズ二冊目。 大変興味深い内容。特にペルシアは面白かった! そのなかで、違和感があった点をメモしておく。 第一章 ・多様・複雑な文明の一様化・単純化 「古代オリエントのなかでのグローバル化により文明が複雑極まりないものにし、人々はそれをせめて単純化した形で理解しようとし...
シリーズ二冊目。 大変興味深い内容。特にペルシアは面白かった! そのなかで、違和感があった点をメモしておく。 第一章 ・多様・複雑な文明の一様化・単純化 「古代オリエントのなかでのグローバル化により文明が複雑極まりないものにし、人々はそれをせめて単純化した形で理解しようとした。具体的には「少ない文字数で表現できるアルファベットの流通」「一神教の成立」「貨幣の出現」。それは人間の認識能力につきまとう宿命」という主旨。大枠では賛同するが以下の点は疑問。 ①アルファベットの流通と貨幣の出現は、異なる文化圏とコミュニケーションや交易を可能としたイノベーションであり認識能力という言葉に集約するには無理があると思う。通貨の利用は前段で、「人間関係の自由さ」により促進されるような記述もあるが、それより私的財産の保有が社会で認められる度合いの方が影響ありそう、近代の商業発達の流れを見ていると。 ②現代社会がインターネット技術で異次元の超複雑化しているが0と1に単純化して整序しているという主旨の表現。これは、人間が複雑化の先に単純化させる性質があるという主張の具体例と思われるが、コンピュータが0と1の二進法を採用しているのは機械語としての処理効率がいいというだけで、具体例として的外れだと思う。 ・神々のささやきが聞こえなくなっていく理由 グローバル化が進むなか、土着の神話の世界観の外側の人間や社会との交流が増え、土着の神話だけでは説明しきれなくなったからでは? 素人考えではあるけど、自分の備忘録として。
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全8冊の2冊目の副題は“沈黙する神々の帝国”。 1冊目が“神々のささやく世界”で、 個人的には神々がささやく、という現象が 心象風景なのか、 それとももっと物理的な現象を指しているのか 判別がつかなかったのだけれど、 この時期の「沈黙」はよくわかった。 すなわち、文字の発明。 ...
全8冊の2冊目の副題は“沈黙する神々の帝国”。 1冊目が“神々のささやく世界”で、 個人的には神々がささやく、という現象が 心象風景なのか、 それとももっと物理的な現象を指しているのか 判別がつかなかったのだけれど、 この時期の「沈黙」はよくわかった。 すなわち、文字の発明。 文字により、人類は「知の普及」を可能にした。 結果として、人類は神の声より人の声を聴くようになった。 よくよく考えてみれば、 ユダもムハンマドもキリストも元は人。 一神教と現在見做されているものは、 すべて胸に抱くひとつの信仰を「神」と名付けているに過ぎないのだな、と思った。 ニーチェが「神は死んだ」と言ったのは19世紀後半だけれど、 BC1000年頃には人はもう人の世を生き始めていた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人類最大の発明、アルファベット、一神教、貨幣は神々の沈黙とともにもたらされた。 騎馬遊牧民や「海の民」の影響を受け「強圧の帝国」とし周辺国を軍事的に圧倒したアッシリア。 征服した諸民族の信仰や習俗を尊重した「寛容の帝国」を築いたアケメネス朝ペルシア。 この辺りの歴史の話は好き。3つの発明の話はちょっと読むのがしんどい感じはあったけど、とても面白い。
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