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アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録 文春文庫
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アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録 文春文庫

清武英利(著者)

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アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/04/09
JAN 9784167922009

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アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録

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商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2024/09/10

映画「ディアファミリー」のテレビでの紹介を見て、本書を手に取りました。 ノンフィクション小説としての出来は期待した程ではありませんでしたが、我が子のために人工心臓までを作ろうとする両親の思いやその娘である佳美さんの健気な優しさ、佳美さんを守ろうとする姉妹の言動に心を動かされました...

映画「ディアファミリー」のテレビでの紹介を見て、本書を手に取りました。 ノンフィクション小説としての出来は期待した程ではありませんでしたが、我が子のために人工心臓までを作ろうとする両親の思いやその娘である佳美さんの健気な優しさ、佳美さんを守ろうとする姉妹の言動に心を動かされました。 人工心臓の開発はかなわずも、IABPというカテーテルの開発に取り組むことについて父親と佳美さとのやり取りやそれをやり遂げた後、佳美さんが売れる度に患者が助かったと喜ぶくだりは心が熱くなりました。 子供の病気に対する親の気持ち、その子供の心情、こんな劇的なことがなくても、同じようなドラマがあると思うと毎日元気に暮らすことの感謝や人への優しさを考えさせられました。

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2024/08/25

いやあ、すごい。 生まれつきの心疾患の娘のため、人工心臓をつくるべく奮闘するお父さん。 その熱量がすごかった。 どんな時でも諦めない。 淡々とした文章ではじめ読みにくかったけれど、当時の世の中や、父親の度胸に驚いた。大泉洋のイメージで読む。 すごい熱量と行動力。実話をもとに...

いやあ、すごい。 生まれつきの心疾患の娘のため、人工心臓をつくるべく奮闘するお父さん。 その熱量がすごかった。 どんな時でも諦めない。 淡々とした文章ではじめ読みにくかったけれど、当時の世の中や、父親の度胸に驚いた。大泉洋のイメージで読む。 すごい熱量と行動力。実話をもとにした話。

Posted by ブクログ

2024/08/12

映画を観た後になって、映画原案となった雑誌掲載記事を書いた記者による本が出ていると知って読了。映画公開に間に合わせるようになんとか文庫で出版したのであろう。 内容の大筋は映画と同じであるが、両親の若い頃の前日譚から始まっているところや、心臓疾患のある次女の淡い恋愛話に紙幅が割かれ...

映画を観た後になって、映画原案となった雑誌掲載記事を書いた記者による本が出ていると知って読了。映画公開に間に合わせるようになんとか文庫で出版したのであろう。 内容の大筋は映画と同じであるが、両親の若い頃の前日譚から始まっているところや、心臓疾患のある次女の淡い恋愛話に紙幅が割かれているところが大きく異なる。その割には、凝縮した2時間にドラマティックなエピソードで起伏をつけた映画に比べるとぼんやりした印象が否めない。そもそもノンフィクションであるので、枝葉を刈り込んで「お話」として整えた映画のように盛り上がるものではなく、やむを得ない部分もあるのであろう。 しかし、筆者が最も共感して書いたのであろう父(筒井宣政氏)の人物像は非常に立体的に描かれており、病気の子どもを持つ全親は号泣必至である。逆に、うら若い女性(佳美)には感情移入が難しかったのか、今ひとつフォーカスし切らない感じが残念だった。周りにいた若い男性陣には直接話を聞けたが、鬼籍に入った方にはインタビューできないからというジャーナリスト畑の筆者の踏み込まなさなのかもしれないし、そもそもノンフィクションなのでこれが限界なのかもしれない。 結局、個人的な希望としては「事実を元にしたフィクション」としての“小説”「ディア・ファミリー」が読みたかった、ということである。両親の前日譚から始まるのも、心臓疾患のある娘をめぐる恋の鞘当てがあるのも小説なら膨らませ放題で大層魅力的な設定だと思う。関係者のほとんどがご存命の現在では難しいのかもしれないが、映画ができたんだから小説も是非!

Posted by ブクログ

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