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神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿 文春文庫
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神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿 文春文庫

稲羽白菟(著者)

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神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/04/09
JAN 9784167922030

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神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿

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3

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2026/03/05

下北沢の小劇場“センナリ劇場”を舞台とした演劇にまつわるコージーミステリ短編集。 ミステリ小説、演劇、舞踏、歌舞伎などを扱ったバラエティ豊かな短編だが、ミステリ色が一番強いラストのお話が良かった。作者の大学生活の知識が活かされた下北の空気感を感じられる短編集!探偵役の名前が凄いね...

下北沢の小劇場“センナリ劇場”を舞台とした演劇にまつわるコージーミステリ短編集。 ミステリ小説、演劇、舞踏、歌舞伎などを扱ったバラエティ豊かな短編だが、ミステリ色が一番強いラストのお話が良かった。作者の大学生活の知識が活かされた下北の空気感を感じられる短編集!探偵役の名前が凄いね…

Posted by ブクログ

2026/02/19

◼️ 稲葉白菟 「神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿」 シモキタの地域ミステリ。小劇場をめぐる人間模様。続きあるよね? 下北沢は単身赴任時に数回行った。当時のシモキタ駅はすごい高い階段があったような。確かに広くない路地にお安くて小さくてクセのありそうな店がたくさんあるイ...

◼️ 稲葉白菟 「神様のたまご 下北沢センナリ劇場の事件簿」 シモキタの地域ミステリ。小劇場をめぐる人間模様。続きあるよね? 下北沢は単身赴任時に数回行った。当時のシモキタ駅はすごい高い階段があったような。確かに広くない路地にお安くて小さくてクセのありそうな店がたくさんあるイメージ。劇場もあった。何かの用で夜10時ごろ歩いたこともあり、劇中の雰囲気も少しだけ分かる気がする。 下北沢の複合施設・シモキタザワ・イーストエンドに入っている下北沢センナリ劇場。そのオーナーの孫・竹本洸太朗は大学入学で神戸から上京、2つあるハコのうちセンナリ・コマ劇場の支配人・日英ミックスのウィリアム近松のもとアルバイトとして働くことになる。折しも、ホームズ物語のオマージュを上演しようとした劇団の出演者が小道具として持ち込んだ本物のアレクサンドライトの指輪が見つからず、盗難かという騒ぎが持ち上がるー(神様のたまご) 冒頭のエピソードには「The Adventure of the Blue Carbuncle」という副題がついている。ホームズ短編人気の1つ「青いガーネット」だ。クリスマス時期に盗品の、有名な青い宝石がガチョウの体内から見つかる、というお話。そちこちにパロディっぽい仕掛けも見える。ほか、サスペンスもの「死と乙女」、島崎藤村の詩をロックにする「シルヤキミ」、ちょっとホラーっぽい「マクロプロスの旅」、本格ミステリの色合い「藤十郎の恋」で締めとなる。 劇場に絡む人情もの、という感じがする。基本テイストはコメディっぽい。洸太朗の祖父がセンナリ劇場を立ち上げ、祖母はオーナー、おじがもう1つのハコ「ザ・センナリ」の支配人、小さい頃来た時遊んでくれた女性の和田は制作部長、まりやとダイク、2人の若いアルバイト。この本でも一部の者にフォーカスはされているが登場人物についての掘り下げはこれから、という感じ。これは続巻あるだろうなと。 街ものと舞台もの、両方あって、ステージも有効に使って、ライトなものから本格まで、舞台、芝居を使ったミステリも過程はおもしろい。ワクワクして読める。 青いガーネットのネタについては、議論は尽くされている感があり、プチシャーロッキアンとしてはまあ想定の範囲内。他にもちょっと結末が予想できるな、という作品もあった。謎そのものはどうなるのか、という期待感を持たせる異色さ。でも結末はもうひとつ物足りないかな。 独立した感のある下北沢の街を活かすのもまだまだこれからかと。ただシモキタって憎めない、若いエネルギーが注ぎ込まれている街だなと思う。 とりあえず続巻を注目しようかな。

Posted by ブクログ

2024/04/28

すでに長編ミステリを三作も上梓している作者さんだが、文庫はこれが初らしい。そう言う経歴からは、ガチガチのパズラーを予想してしまうが、それらしいのは舞台上から人間消失トリックを扱う「藤十郎の鯉」くらいでミステリ色はかなり薄め。あとがきに拠ると敢えてヴァラエティを出そうとしたようだが...

すでに長編ミステリを三作も上梓している作者さんだが、文庫はこれが初らしい。そう言う経歴からは、ガチガチのパズラーを予想してしまうが、それらしいのは舞台上から人間消失トリックを扱う「藤十郎の鯉」くらいでミステリ色はかなり薄め。あとがきに拠ると敢えてヴァラエティを出そうとしたようだが、下北沢の演劇界という特殊な世界を扱った風俗小説として色が濃くて、ミステリ部分は添え物の印象に近い。ミステリ部分にあまり期待しすぎると肩透かしを喰らうかも知れませんね。

Posted by ブクログ